日曜お笑い花月劇場「恋は乱々」 | 続アメマのおとしもの

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●朝日放送「日曜お笑い花月劇場」
●なんば花月 昭和60年5月下席(特プロ) (プログラムはこちらへ
●吉本新喜劇「男が男に惚れる時」 作・演出 中村進
 
 

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【出演者】
活魚料理「伊勢富」主人・・・井上竜夫
その妻・・・高勢ぎん子
その娘・・・今岡まき子
板前・・・岡八郎
同・・・池乃めだか
同・・・高石太
仲居・・・藤里美
同・・・未知やすえ
酒屋の主人・・・畑憲一
その倅(まき子の同級生)・・・前田国男
まき子の婚約者・・・中川一美
一美の父(社長)・・・柳井幸多朗
運転手・・・小林一郎
 
【舞台】
活魚料理「伊勢富」の店内。格子戸開けて、正面に暖簾口あって、その奥に調理場がある態。板の間の帳場があって、二階への階段、その後方には明るい庭が見えている。下手つきつけは塀。
 
【あらすじ】
「伊勢富」主人井上竜夫の娘まき子(今岡まき子)は会社社長(柳井幸多朗)の息子(中川一美)と結納の日を迎え、婚約が決まろうとしている。板前の八郎(岡八郎)はそのための料理に腕を振るっていた。八郎は16才で「伊勢富」に奉公へ来て以来、天涯孤独の身で主人夫婦を実の両親のように思い、まき子も妹のように可愛がっている。八郎も結婚はしたが、8年前に妻に先立たれていた。そんなとき、まき子が急に結婚しないと言い出し、理由を聞くと「他に好きな人がいる」とのこと。それがなんと八郎だった。怒った井上は八郎に首を言い渡す。しかし八郎もまき子のことを好きでいたが、妹だと自分に言い聞かせて思いを抑えていた。板前仲間(池乃めだか、高石太)や仲居(藤里美、未知やすえ)らの説得もあって、井上はようやく二人の仲を認めるのだった。
 
【雑感】
入団して一年も経たない今岡まき子がマドンナ抜擢です。物語は中村進の板前ものでよくある展開で、岡八郎が二枚目というのもおなじみですね。
平成2年にもこのパターンがあって、板前は今田耕司、料亭の娘が中西喜美恵でした。未知やすえが全く同じ役だったのも巡りあわせですね。
 
 
※あくまでも台本を読んだままに記事を掲載しています。実際に上演された際には、変更があったかもしれませんのでご了承下さい。