お笑い花月劇場「ロスより愛をこめて」 | 続アメマのおとしもの

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●朝日放送「お笑い花月劇場」
●なんば花月 昭和59年3月下席(プログラムはこちらへ
●吉本新喜劇「ロスより愛をこめて」 作・演出 藤井賢
 
 
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【出演者】
レストランの主人・・・室谷信雄
その妻・・・末成由美
その息子(小学三年生)・・・赤川喜久夫
信雄の母親(呉服屋)・・・南喜代子
由美の父親・・・井上竜夫
暴走族・・・高石太
同・・・島田一の介
同・・・帯谷孝史
同・・・姉川巌
同・・・潮恵司
アベック・・・柳井幸多朗
同・・・天野久美子
スナックの女・・・園みち子
旅行中の老夫婦・・・中山三吉
同・・・高勢ぎん子
船員(甲板長)・・・船場太郎
船員(甲板掃除夫)・・・桑原和男
 
【舞台】
舞台は港の見える公園で、中央に展望台。上手にレストラン。下手億に堤と石段。
バックは大海原の遠見。(画像参照)
 
 
 
 
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【あらすじ】
レストランの夫婦(室谷信雄末成由美)はいつもケンカばかりで、養子の信雄は由美に敵わない。由美の父親(井上竜夫)や息子(赤川喜久夫)も呆れている。
長い航海の途中でこの街の港に寄港した船員の船場太郎が、同じく船員の桑原和男と共にこの公園へやって来ると、かつて高校の同級生だった太郎と由美がバッタリと再会する。実は二人ともかつてお互いに密かに想いあっていたのだった。その恋が突然の再会で再燃しそうな気配だが、信雄の母親(南喜代子)は由美のそんな姿を見て、信雄の不甲斐なさを棚に上げ激怒し由美を責める。
そこで太郎はなんとか信雄と由美が仲直りするように思案していると、暴走族たち(高石太、島田一の介、帯谷孝史ほか)がやってきて、太郎にケンカを売るが、逆にコテンパンにやられてしまう。
太郎は暴走族を利用して、一芝居打つことにした。暴走族に由美を襲わせ、信雄がそれを助けて由美が信雄のコトを見直す作戦。見事それが成功し、太郎はまた航海に旅立っていくのであった。
 
 
【雑感】
船場太郎が二枚目で、マドンナ的な役に末成由美。不甲斐ない養子に室谷信雄、いい加減な船員に桑原和男。見事な配役ですね。少し昔なら末成由美でなく山田スミ子だったでしょう。
物語の解決方法が今でもよくあるパターンですけど、コレは吉本新喜劇の伝統でしょうか?(笑)
 
珍しく南喜代子と高勢ぎん子が一緒に出ていますが、二人は仲良しだったので楽屋ではさぞ楽しかったことでしょうね。
 
 
 
※あくまでも台本を読んだままに記事を掲載しています。実際に上演された際には、変更があったかもしれませんのでご了承下さい。