花月爆笑劇場「猪突笑進」 | 続アメマのおとしもの

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●毎日放送「花月爆笑劇場」
京都花月 昭和58年1月上席うめだ花月 昭和58年1月中席(プログラムはそれぞれをクリック)
●吉本新喜劇「猪突笑進」 作・演出 藤井賢
 
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【出演者】
ホテル荒し(兄貴分)・・・室谷信雄
同(弟分)・・・桑原和男
新婚夫婦・・・やなぎ浩二
同・・・藤里美
晩婚夫婦・・・泉ひろし
同・・・南喜代子
金融業社長・・・浜裕二
その社員・・・木村明
同・・・帯谷孝史
浜に言い寄られる女・・・園みち子
ホテルのマネージャー・・・前田国男
謎の男・・・畑憲一
刑事・・・梶原一弘
同・・・潮恵司
ETろう人形・・・姉川巌
 
【舞台】
舞台は山頂にあるホテル。その入口が上手にあり、中央には展望台、下手はろう人形館。
バックは雪の連山と湖水の遠見。
 
【あらすじ】
新婚夫婦やカップルで賑わう山頂のホテルに、金目の物を盗みにやって来た室谷信雄桑原和男のホテル荒し。そこで金融会社の社長(浜裕二)が園みち子に父親の会社に金を融通するために言い寄っている現場を目撃し、室谷と桑原がそれを助ける。そして、室谷はみち子に同情し前のホテルで稼いだ金の20万円を渡す。みち子は室谷に感謝しホテルを去る。 そんな時ホテルで新婚夫婦(やなぎ浩二藤里美)が300万円を盗まれた事件が発生。その金は二人が逃避行するお金だったという。また同情した室谷は二人にお金を渡す。しかし二人は詐欺師で刑事に追われていたのだった。
そこへみち子がお金を手に帰ってくる。実は浜とグルでお金を騙し取っていた。しかし、みち子は良心の呵責からお金を返そうと考えていた。だが、もう刑事は尻尾を掴んでいて、浜やみち子を逮捕した。
反省したみち子は室谷に感謝し、去っていく。   他にもホテル荒しがいてなんと泉ひろし南喜代子だった。
 
 
【雑感】
藤井賢お得意の湖畔のホテル物。そこでの騙し騙されストーリー。室谷信雄桑原和男コンビは室谷がツッコミで桑原がボケというスタイル。桑原和男もまだまだ男役での出演が多いです。
 
座長に昇格し一年経った室谷信雄。ますます勢いのある時期ですね。
前年11月に座員の入れ替えで新体制での室谷組。木村組・間組に比べると脇が充実しているように思います。
しかし女優の大井文子、中嶋恵美子、中尾愛子、花瀬智子らが次々と退団し、女優陣が一気に減ってしまい、この組も藤里美、南喜代子、園みち子と三人だけというのも寂しいです。
 
うめだの中席には特プロがありますので、また紹介できればと思います。
 
 
※あくまでも台本を読んだままに記事を掲載しています。実際に上演された際には、キャストやタイトルに変更があったかもしれませんのでご了承下さい。