なんば花月 昭和60年1月 | 続アメマのおとしもの

続アメマのおとしもの

鉄道・吉本・宝塚のことなど・・・。

いよいよ昭和60年までやって来ました。
新春の「なんば花月」は超豪華メンバーの番組が組まれています。今のNGKでは正月やGW、お盆でも特に超豪華メンバーを組んでいる様子はありませんね。
やはり、まだ花月三館時代は書き入れ時には看板さんをずらっと並べ、芸人さん的にもそういう興行のときにどこの花月に出番があるかがステータスのひとつでした。
 
イメージ 1
●上席
これだけ看板さんを揃えると笑う方もしんどいでしょうね(笑)
通路から舞台前から超満員のなんば花月が目に浮かびます。
正月のやすし・きよしはよく紋付袴で漫才してました。
明石家さんまも五日間だけですがまだ花月に出ています。
「新春スペシャルワイド」としてかなりのメンバーがひとくくりにされています。
正月恒例の天津龍子舞踊劇団
吉本新喜劇は花紀京、岡八郎のゴールデンコンビに平参平。ええなぁ!
実は12月号の予告ではここに室谷信雄が加わる予定でした。普段の正月なら室谷信雄は京都出番が多かったですが、この時の予告の名前の順が「花紀・岡・室谷・平」となっていました。今となっては謎ですが不思議な感じですね。
 
 
●中席
正月興行二の替わりということで、、うめだの上席メンバーがほぼ出演。
ここもなかなかのメンバーですが、小文字メンバーが「ワイドショーⅠ・Ⅱ」でくくられています。「Ⅱ」は三人奴と落語家陣とマジカルたけし。普通のネタ出番なのか、企画コーナーなのか??「Ⅰ」は高石太ダウンタウン。ポケットミュージカルスでしょうかね。
吉本新喜劇はここも木村進、間寛平のゴールデンコンビ。そこに平参平という、座長昇格の頃によくあった組み合わせ。
 
 
●下席
正月興行も落ち着き、看板連中も使い果たし・・・。ここはほぼ京都花月の正月興行のメンバー。地味ですね。
寿朗・規汰代までがなんばで大文字です。しかしある意味、演芸をじっくり楽しめそうな感じもします。
吉本新喜劇は上席・中席に比べると地味ですが、船場太郎桑原和男という個人的には好きな組合せ。
芸能プロダクションを舞台にしたお芝居でした。
 
 
 
お・ま・け「昭和50年代後半のなんば花月正月興行」
イメージ 2
舞台は明石家さんま。客席は超満員、通路も立見でいっぱい!舞台前には子供が鈴なり。これが昔の花月の正月興行の当たり前の風景でした。