吉本新喜劇 その6 | 続アメマのおとしもの

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1977年(昭和52)2月4日号のアサヒグラフより。
昭和52年1月中席 なんば花月 吉本新喜劇「待ちくたびれて!」 作・演出/三原和人
 
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舞台は大阪の喫茶店。ここの息子の木村進は、父親(泉ひろし)の幼友だちの元船長(桑原和男)に「海は男の花道」などとあおられて、船乗りになろうとして家出してしまった。向かいの交番の万年平巡査(英京介)の娘(片岡あや子)は進の子を身ごもり、今や臨月。
 
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しかし肝心の進は「海が僕の恋人です。海と結婚します」と書いた手紙を一通寄こしたきり、行方不明。
「警官の娘が父親のない子を生んだら・・・」と悩むあや子の父は、進の父、桑原、中小企業の経営者で男やもめの平参平らと相談し、名目だけでもと、平と結婚させることにする。
さっそく喫茶店内で結婚式を挙げようとするが、あや子は産気づいて参院に直行。
 
 
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一方、進はあや子を忘れきれず、大阪に戻っていて、電気屋の店員になっている。テレビの配達を命じられたのがなんと自分の家。そこで父親からあや子が結婚したと知らされる。一度は落胆して引き上げるが、あきらめきれずもう一度訪ねる。
居合わせた平は男らしく身を引き、めでたくハッピーエンド。
 
 
 
今から33年前の吉本新喜劇です。
木村進も座長になってまだ二年半ぐらい。まだまだみんな若くてパワー溢れる舞台でしょうね。
 
ちなみにこの当時のチーム分けは、木村進・片岡あや子組、谷しげる・伴大吾・中山美保組、間寛平・山田スミ子組で、専科は花紀京・岡八郎・船場太郎・平参平・原哲男・桑原和男。