普段、働く場所が違くて
更衣室くらいでしか会わなくてあまり接点がないのに
なぜか可愛がってくれるお母さん世代の方がいる。
その方、志田が更衣室で
眠そうにしてたら
コーヒーのペットボトル差し入れしてくれたり
(しかも一回じゃない)
志田が寒そうに働いてたら
自前のカイロをくれたり
(しかも毎回違うタイプのをくれる)
なによりびっくりなのが
たまにお弁当を作ってもってきてくれるのよ…!
そんなに接点ないのにそこまでしてくれるのが
なんでなのかほんとにわからない。。
志田からそんなに話しかけるタイプでもないのに…。
今回、異動になるっていったら
門出だからって、赤飯弁当にして作ってきてくれた。
それだけでもびっくりなのに
2日連続、
休みの日にもわざわざ職場まできて
弁当作ってきてくれたの。
どうしてそこまでしてくれるんだろう…
夫に言ったらコワ!とか言ってたけど
単純に本当に人生に余裕があっていい人なんだよね…
包容力のあるお母さん的存在。
あともう一人いて。
その方は抗がん剤治療をしながら働いてる方で。
と言っても詳しくは知らないんだけど。
なかなかお会いできなかったから
志田の異動を知ったのがヒトヅテだったみたいで
最終日の朝、志田のレターボックスに
その人からお手紙と贈り物が。
( ゚д゚)ハッ!って思ってまじでドラマみたいに追いかけるように
その方の所へかけつけて
直接お礼を伝えることができた。
そこで聞いたら、「私ね、本当は年越せないって言われてたの。でも、今の免疫療法が合ってたみたい。数値もおちついて、奇跡だって。」
人生で、身近な人が余命宣告されている状況に居合わせた経験ながない。
こんなとき、どんな言葉をかけるのか正解なのか
わからなかった。
ただ、こみ上げた感情のまま
志田は号泣した。
「去年は父が癌で亡くなってね〜、
もしかしたら父が守ってくれたのかも〜なんてね〜」
いつも明るい笑顔を見せてくれる方
こんな状況でも明るく振る舞おうとして。
でも、堪えきれずに涙ぐんでいた。
ほんとはここまで辛かったんだ。
そりゃ、つらくないわけがない。
だって、余命1ヶ月もたないくらい、状態悪かったんだから。
つらそうな顔を見たのは初めてだったから
なんだかね…うまく言葉に表せないんだけど
ただ、胸が苦しかった。
「ほんとは志田ちゃんにこんな話するつもりじゃなかったんだけど、ね、ごめんね、」
そしてしばらく二人で号泣した。
奇跡が続いて癌がなくなりますように。
祈ることしかできないけど本気でそうおもう。
2人に一人と言われてる時代。
生きてるって奇跡だよね。