シラートという映画を観に行きました。
ネタバレ注意です。
娘を探しにレイブにくる父と息子。
失踪した娘がこのイカれた(と言ったら失礼だけど)レイブパーティにいるカモってどういう設定?!
って思いながら観始めた序章。
何も手がかり掴めず
ビラ配りで聞き込みを続けていると
他の場所でもレイブが開かれる予定だから
娘さんはそこにいるかも
なんて根拠もないこと言われて
ちょうどその人たち次のレイブ会場に向かう予定だからといって
ついていくことにした父と息子。
付いていくのも一苦労だったが
一緒に旅してるうちに芽生える絆と連帯感。
長い旅の描写。
このあと次のレイブ会場に着いて娘がいてー
という展開が待っているのばかり思っていた……
長い旅の描写の途中、
まさかの息子とペットの犬が車ごと崖下へ転落死。
崖の側で犬と遊んでるのが危険だから車にいなさいと
父が言ったら
まさか車のサイドブレーキが外れて後退してしまうとは。
なんで、いつも息子は後部座席にいくのに
その時は助手席?運転席?に座って犬と戯れてたんだろう…と思ったらその伏線だったとは。
こんなあっけなく息子と犬、いなくなるんか…
ほんとに何があるかわからないところが現実とリンクする。
レイブなんて1ミリも興味なくて
慎重で石橋叩いて渡る性格のお父さん、
悔しかっただろう。
絶望しかないだろう。
なんとか仲間に支えられ
前へ進むも、
地雷原に突っ込み仲間が次々と地雷で即死する中
父はなぜか、地雷に当たらず生還。
人間、どんなに気をつけていたって死ぬときは死ぬ
生きてるってほんとに奇跡なんだよなって
改めて思わされたよ。
父の気持ちの変化とかもやたら共感できる。
誰といたら安全とか、
この場所なら安全とか、
その人の主観でしかなくて。
本当の意味で安全な場所なんてどこにもないし
人は突然死に直面して残される者に絶望を与える。
その意味で生死についての答え合わせができたような
映画だった。
あ、そこで死ぬんだ‥。びっくり…。
っていう衝撃はあったけど
至って冷静だった自分がこわい。
夫は「こんなに見てて動悸がする映画は初めてだ」
と言ってた。
もし息子と犬が転落死しなかったとして
そのあと地雷で死んでたかもしれないよね
って話してたら「現実と映画の区別がつかないの?」
って夫に言われたんだけど
すごく冷酷なこと言ってたのかもな。
あれ?志田ってこんな人だったっけ?
結局、次のレイブ会場にいけなくて
娘はどうなったの?!
という疑問が頭から離れない。

