今年の誕生日は夫がホテルブッフェディナーを予約してくれた。
場所も全て夫が決めてくれた。
電車で40分、かなり遠出なのも珍しい。
いつも近場なのに。
久々のホテルブッフェなので
おしゃれをしていかねばと
何万年ぶりかにパンプスを出した。
ホテルついてブッフェ堪能。
これまた最高においしい!!!!
さーて、おかわりおかわり。
立ち上がろうとした途端
足に激痛が。
え?
見たら志田の靴が血まみれなのである。
パンプスに血がにじんで半分赤くなっている。
同時に踵が痛すぎる。
靴擦れしていたのである。
どうして今まで気づかなかったのかというと
靴擦れにより水ぶくれがいつのまにかできていて
それが破裂したタイミングが今だったのだ。
こうなったらもう痛すぎて立ち上がることもできない。
というよりまずこの血まみれの靴。
ブッフェという形式なので何度も往復せねばならず
誰かに見られたらとても見るに堪えない姿。
痛々しすぎル!!!!!!!
どうする志田!!!!
幸いにもこのときロングワンピースを着ていたので
靴の下まで隠せる。
でも、このワンピも安くないので血がつくのは嫌だ〜!!!
いつものカバンにはティッシュも、ウエットティッシュも常備してるが今日のカバンは何もいれてきてないーーー![]()
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こんな時に限って。
さいあくだ。
志田「なんか靴擦れしちゃった〜ウェットお手拭きとかどこかにないか見てきてくれない??」
夫に頼んだけどどこにもなかったらしく。
あるのは、しっかりした、布ナプキンのみ。
なんで紙ナプキンもないんやーーーー![]()
ここは高級ホテルのブッフェ。
紙ナプキンや、ウェットナプキンなんて
大衆が使うようなアイテムは置かないのである。(知らんけど)
このカーテンのようにしっかりした厚みのある
花柄の刺繍が施してある布ナプキンで血は拭えるわけがない。
まだデザートも食べてないのにここで取りに行かないのはもったいなさすぎる!!!!
店内薄暗かったのが功を奏し
そそくさと歩いてなんとかデザートまでたどり着いた。
人がいないルートを辿ってその後も何往復かし
ブッフェは満足した。
で、問題は帰りだ。
電車で帰りも40分‥
のまえに駅まで徒歩15分…
血まみれなのをまずホテルのトイレでなんとかして…
駅に着くまでの道で絆創膏入手して…
と、もう頭の中は靴擦れをいかに周りにバレないようにするかでいっぱいいっぱい。
とりあえず最初のミッション。
ホテルのトイレで血を拭く!!!
いざ、目指すはトイレ!!
…つーか、トイレ、どこー?!?!
フロアぐるぐるしているが全く見つからないトイレ。
夫「誰かに聞いたほうがいいんじゃない?」
うっ。はるか向こうにスタッフらしき人がいるけど
同時にエントランスロビーに人がたくさん…!
そこいけば誰かに血まみれなのが
バレてしまう!!!!
ええい!もう駅のトイレまで我慢だ!!!
志田「やっぱトイレはいいやー」
夫「いいの?」
志田「うん…どこかで絆創膏も買いたい。確かあのへんに薬局が…あ、でも場所うろ覚えだ…」
そう言ってホテルを出ると夫がタクシー乗り場へ向かった。
志田「…え?」
夫「◎◎駅まで」
夫がタクシーの運転手に伝えた行き先
まさかの志田の家の最寄り駅…!!!!
志田「え!!!!」
夫「足、痛いんでしょ?」
志田「いいの…?」
夫「うん」
あのドケチな夫が
電車で40分の距離をまさかフルでタクシー使ってくれるなんて…!!!
夢にも思わなかった。
これがほんとに有り難かった。
夫が志田のためにタクシーを使ってくれるなんて。
その気持ちも嬉しかった。
これがアメとムチというやつなのか。
思えば志田は幼稚園の頃から怪我したら隠す癖があった
幼稚園の遊具に釘が飛び出ててそれに口を強打して歯が折れ口の中と唇が切れて腫れ上がり血まみれになった時も
先生や他の園児にバレないように隠してたし
小学生の時習い事のスイミングスクールで顎を強打し
何針も縫う大怪我して血が止まらないのをビート板で抑えて顎を隠して先生や他の生徒にもバレないようにしてたし
(どちらも血でバレて超超大騒ぎになった。親もすぐかけつけてくれて怒られると思ったら心配してくれたのを覚えている。)
なんでか怪我すると隠して自分でなんとかしなきゃ…!
って思っちゃうところがある。
すぐ周りを頼ればなんとかしてくれた環境だったのに。
人を頼ることができない性格なのは昔から変わらない。
だって怪我した志田が悪いから。
夫にも怒られると思った。
靴擦れするようなパンプスを履いた志田が悪いって。
言われるかと思った。
思ってたのと違う対応をされることには慣れない。
昔から、慣れない。