今回の手織り作品は、「ドロップドレル(Droppdräll)」という技法を使います。
スウェーデン語で「droppe」は「滴」を意味します。
古いスウェーデンの織物本で紹介されている「ドロップドレル(Droppdräll)」の作品は
ちょうど滴(雫/しずく)をちりばめたような織りになっていました。
といっても、いつも雫模様というものではなさそうで、ブロンソンレースの一種だとも説明されていたりするようです。
今回は、スウェーデンの織作家 Arianna E. Funk さんがデザインされたものを、手元の糸を使用して、希望のサイズに合わせて計算して組織図を作りました。
組織図:
仕上がり予定サイズ: 46cmx75cm (3枚作成)
綜絖総本数:369本
整経長:3.7m
3枚のうち一枚は緯糸にピンク色を使用することも考えています。
次は整経台を使って、経糸を整経します。