自宅織り機で最初のプロジェクトは、平織りとシンプルなドロップドレル(Droppdräll)織りを組み合わせたフェイスタオルにします。
プロジェクトの計画(1)
使用糸
<Garn Huset I Kinna> 8/2 Bomull (Color) / スウェーデン コットン糸
色番:#10(ピンク), #81(サックスブルー), #79(ペールブルー), Blekt(ホワイト)
使用するテクニック
平織り (Tuskaft/plain weave)
ドロップドレル織り(Droppdräll)
※ 模様織り部分にはタビー織り (tabby)を使用する。
*タビー織りというのは、模様織りで経糸が浮いてしまわないように入れる平織りのこと
経糸必要量の計算:
作成枚数 3枚
作品の仕上がり長さ 75cm (1枚分)
フリンジ又はヘム長さ 5cm (1枚分)
サンプル織りに必要な長さ 20cm
織り捨て+織り切り長さ 40cm ←織り機にセットする為に必要となる部分(捨て分)
経糸の収縮度 10% (素材による)
経糸に緯糸が上下に通るための余裕分 10% (緯糸本数による)
この数字を使って、必要な経糸長さを計算します。
(75+5)x3=240cm ・・・純粋に作品に使う経糸1本の長さ (A)
((A) + 20 + 40) X 1.1 = 330cm ・・・(B)
(B) x 1.1 = 363cm (C) ・・・ 織り機に通す経糸1本の長さ
経糸密度 8本/cm
作品の仕上がり幅 46cm
46 x 8 x (C) = 133584cm = 約1336 m ・・・必要な経糸の長さ
緯糸必要量の計算:
緯糸密度 8本/cm
ピンと張った経糸の間を上下するために必要な余裕分 10%
75x3= 225 = 2.3m ・・・作品3枚の仕上がり長さ (D)
46 x 8 x (D) x 1.1 = 931 m ・・・必要な緯糸の長さ
経糸、緯糸、それぞれの合計必要数量がこれでわかります。
組織図を作るときに、色とデザインを考慮して色糸の用意をします。
**織物用語については、別ブログでまとめているところなので、あまり一つ一つの用語についてはここでは説明を省きました。
**ここでは、計画している作品を作るために必要だと思うことをまとめています。何か不十分な点があれば、随時、追記修正したいと思います。
次にとても大切なのは、ドラフト(Draft)作り…。
次のブログでまとめます。