こんにちは。
今朝の甲州市勝沼町勝沼地域は晴れです。
朝から暑いです。
今日も山梨は熱中症警戒アラートが発令されています。
水分補給をしっかりしながら、室内で過ごすようにしましょう。
今日は「蓄音機の日」です。
1877年(明治10年)のこの日、アメリカの発明家トーマス・エジソン(Thomas Edison、1847~1931年)が「蓄音機」の特許をとったとされます。
蓄音機(ちくおんき)とは、レコードから音を再生するために用いる装置のことです。英語では「phonograph」(フォノグラフ)と呼ばれます。
1857年にフランス人により音を記憶する装置として「フォノトグラフ」が発明されました。これは音を記憶する最古の装置であり、波形を記録するが、当時はそれを音として再生する技術がありませんでした。
その後、エジソンは音による空気の振動を針先から回転する円筒(シリンダー)軸に巻いた錫箔(すずはく:錫を紙のように薄くのばしたもの)に刻んで録音し、この凹凸を針先で拾って音として再生する蓄音機を発明しました。
溝の深さが音の強さに応じて変化することを利用した技術です。また、空気振動と針先の振動との間で物理的に情報をやり取りするアイデアは、LPレコードにまで受け継がれることとなります。
エジソンは蓄音機の実用化(商品化)で名声を獲得しました。その後にエジソンは研究室を設立し、電話や電気鉄道、鉱石分離装置、電灯照明などを矢継ぎ早に商品化しました。
日本では、1910年(明治43年)に日本初の国産蓄音機「ニッポノホン」が発売されました。これには軍艦行進曲などが収録されたレコードが付属していました。
ニッポノホンを開発したのは後のレコード会社・日本コロムビアです。
今は簡単に録音できる時代ですが、こういった先人の努力が
今の技術の礎となっているのですね。
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