昨日、古民家鑑定の講習会へ行ってきました。
現在の住宅と昔の古民家の違いを学ぷことにより、
先人の知恵を伝承していかなければいけないと
実感した大変有意義な講習会でした。
古民家=伝統構法とも呼ばれる建物ですが、
高度経済成長期に盛んに作られ、現在に至る住宅とは
根本的な考え方が違いました。
現代の住宅が悪いとは言えませんが、
改善していかなければならないこともたくさんあります。
気密性を高めることだけが、住宅の善し悪しなのか、
断熱材の性能をよくすることだけが、快適な住環境に繋がっていくのか、
木が躯体の主体である以上、「木」のことをもっと考えて
住宅を造っていかければいけないと実感しました。
幸いなことに、当社の家造りは、「木」にこだわってきました。
また、古木材などを利用した建物も数多く手掛けてきました。
だから、この講習会を通じて、間違った家造りはしていなかったと
感じたことも事実です。
ただ、まだまだ研究していかなければならないことも
沢山あります!
なぜなら、それが家造りの担い手の使命だからです。
いろいろな意味で探求心を目覚めさせてくれた
そんな有意義な日になりました!