てんしっち攻略が一段落したのでそろそろ次に移りたい。そう、天使ときたら悪魔。デビルっちである。
もともとは発売順に攻略していこうと考えていたので、次は「オスっちメスっち」に進むつもりだったのだが。てんしっちの最後にデビルっちに出会ってから無性にデビルっちがやりたくなってしまった。
正式には「デビルっちのたまごっち」、1998年9月販売。世間のたまごっちブームもだいぶ下火になりつつあった頃なのでピーク時よりも出荷数が抑えられていたためか、中古の出回りも少ない。今となってはその希少性ゆえにプレミアが付いて価格が高騰している。ピーク時に生産・販売された「てんしっちのたまごっち」との差がものすごい。
ちなみに同時期に発売された「やさしいたまごっち」や「サンタクロっちのたまごっち」もやはり同じ理由で希少性が高いようだ。
↑これらを手に入れたのは10年くらい前になる。もはや履歴が残っていないので確証はないが、当時はおよそ2万円くらいが相場だったと思う。ピンクはより希少性が高く、たまに出回ってはその倍のおよそ4万円くらいで取引されていたように記憶している。
今やデビルっち自体の出回りが少なく、最近では5~6万円が相場となっているようだ。ここ10年で価格が倍以上に跳ね上がっているのだ。たまごっちブームの再燃による影響も大きいのだろう。色やけなどの劣化が目立つ難あり品でもかなりの額になっていることがあり驚かされる。
てんしっち同様、発売当時欲しい気持ちはありつつも結局買ってもらうことなく時が過ぎてしまったものの一つだ。数年くらいしてやはり欲しいと思い、近場の店を探したが見つからず諦めた記憶がある。当時はインターネットで買い物をすることなどできなかったのだ。
その後15年ほどして急にたまごっち収集に熱が入り、半ば衝動的に買い集めたくせにプレイし切れずしまい込んでいた。
そして現在、発売から25年近く経ってやっとプレイすることになった。
実はネジが回らずほとんど強引にこじ開けてしまったため裏面はテープで補強してあるのだが…問題なく起動したのでほっとした。
白・黒・赤の組み合わせがかっこいい。両脇にあしらわれた翼が可愛らしい天使のそれとは対照的にクール。なるべく色ハゲに気を付けたい…。画面の奥には小高い丘と枯れ木、よく見ると丘の上の空には稲光りのようなものが。さらに奥の方にはお城とその上空を飛ぶコウモリっぽいシルエットが見える。芸が細かい!うっすら見えるアイコンもたまごっちやてんしっちとは異なるデビルっち専用のものになっているようだ。
起動すると電子音とともに煙幕のようなものが弾け、間もなく画面中央にコウモリが現れた。てんしっちにはなかったオープニングの演出に期待が膨らむ。
コウモリ画面がら時計を設定して待つことわずか2分ほどでデビルっちが誕生した!1体目はランダムでデビルっちかズキデビっちになるようだが、今回はデビルっちスタート。
堕天使はデビル界へとやってきたのだ。地上から天使の都、そして今度はデビル界へと舞台を移してどんな物語が紡がれるのか。楽しみだ。
本体のみならず攻略本の価格も高騰しているため手に入れることはかなわなかった。手元にあるのは攻略サイトの情報と説明書のみ。手探りで進めていく。
★ 2024年3月追記 こちらへ続く
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