少し暑さも和らいできたので
先日、何年かぶりに万博公園に
行ってきました
目的は太陽の塔の内部見学
天気は曇り
生ぬるい風が吹いていて、暑くはないけど
それほど涼しくもないって感じの朝でした
万博公園の場所は
1970年に開催されたアジア初の万博博覧会
大阪万博会場の跡地です
万博史上最多の6421万人を集め
戦後 日本における最大のイベントと
なりました
4時間以上も並び アメリカ館で
月の石をご覧になった方も多いのでは
9時20分ごろ到着し
ららぽーとエキスポの駐車場に車を停めました
万博公園には数ヶ所 駐車場があるんですが
ららぽーとエキスポの駐車場は
平日無料〜
目的の太陽の塔まで少し遠いですが
無料には勝てません
平日の朝だからか
停める時はガラガラでした
でも、帰る時には満車に近かったです
ららぽーとエキスポ内は、この時間だと
どのお店もまだ閉まってました
建物を出て階段を降りた所にあった
トイレがとても綺麗で
表示がなければトイレとは思えない
扉が開いて目に飛び込んできたのは
1970年に行われた大阪万博の写真
知ってる人がいないか
探しちゃいますね
太陽の塔に向かう途中に
スヌーピーのピーナッツカフェがありまして
スクールバスがとても可愛かったので
一緒に写真を撮りました
お店もまだ営業前だし
人がいないので取り放題でしたよ
太陽の塔がこんな風に見えてくると
テンション上がります
この太陽の塔は 大阪万博の象徴であり
「人類の進歩と調和」を表現するパビリオン
として建てられたものです
あの岡本太郎さんの作品であるのは
誰もが知ってることですね
当時6〜7歳だった夫は
地方から親戚が来るたびに万博に行き
太陽の塔のパビリオンにも
入ったことがあるそうです
長い時間並んで入り
えこんだけ
って思ったそうです
万博閉幕後 ほぼ全てのパビリオンが
撤去される中、太陽の塔は保存されましたが
内部は半世紀にわたって扉を閉ざしていました
その後、2018年になって再生を果たし
常設の展示施設に生まれ変わった
というわけです
内部を見学するのは基本的には予約制
当日 空きがあれば当日券を購入すること
もできます
平日に訪れるとはいえ
念の為 夫がネット予約してくれました
太陽の塔へ入館するには、
【太陽の塔入館料】
大人720円、小中学生310円
の他に別途【日本庭園・自然文化園入園券】
大人260円、小中学生80円
が必要です
夫が前払いもしてくれてたので
この自然文化園の中央口でQRコードを見せ
まずは【日本庭園・自然文化園】の
入園券と引き換えてもらいました
朝はどんより曇っていましたが
お昼前には青空が広がったので
写真撮りました
やっぱり青空だと映えますね〜
高さ70m、基底部の直径20m、腕の長さ25m
正面のお腹についている<太陽の顔>は現在を
頂部の<黄金の顔>は未来を
背面の<黒い太陽>は過去を
表しているそうです
塔の内部に入るには
背面の近くにある階段を降ります
受付がある所が1階になります
そこで塔内のルールについて説明があります
館内の撮影可能場所は
撮影機材の落下の恐れのない
塔内部1階のみで、展示物のみ撮影可能です
2階以降はスマホも含め撮影機材は
カバンなどに収納する必要があります
2階以上でも写真を撮りたい時は
別途500円支払って専用スマホケースを借り
しっかり肩がけすることが条件です
私のスマホは鞄にしまうことにして
夫のスマホのみ専用ケースを借りました
準備ができたら随時 奥に進めました
たくさんの仮面が浮かんでいるように見える
呪術的空間の先に
4つ目の太陽<地底の太陽>がありました
このゾーンでは、万博当時
太陽の塔の前段に位置していた地下展示
【過去:根源の世界】の雰囲気を体感できます
この<地底の太陽>は万博閉幕後
行方不明になったモノを復元したもの
なんだそうです
さらに奥に進むと
ジャジャ〜ン
岡本太郎氏 構想の<生命の樹>
吹き抜けになっている空間に
色んなモノをまとった樹が
真っ直ぐに伸びていました
これを目にした瞬間
夫は当時の記憶が一気に蘇り
私は初めて見るその巨大な作品に
思わず子どものような歓声を
上げちゃいました
高さが41mもある圧巻の<生命の樹>には
単細胞生物からクロマニヨン人まで
生物進化をたどる33種もの生き物が
びっしりと貼り付いていて
根源から未来に向かって噴き上げる
生命のエネルギーを表現しているそうです
上から見下ろした画像です
この上に伸びる<生命の樹>自体は
色の塗り直しもしてなく当時のままで
恐竜など造形物で壊れたものは
作り直しているそうです
塔の腕の部分が内部の最上階でした
これが内部から見た左腕の中
これが右腕の内部です
当時は太陽の塔の周りには大屋根があって
この避難階段はその大屋根につながって
いたそうです
まるでタイムマシンのような造形
ここまで見学した後は
普通の階段をただ降りるのみ
途中、展示パネルも少しありましたが
<生命の樹>の余韻に浸りながら
出口へと向かいました
<EXPO70パビリオン に続く>