難しそうな映画は吹替で観たいんですが
この映画は字幕しかなかったので…(^◇^;)
先日、この話題の映画観てきました
上映時間が3時間
しかも登場人物が多くて、字幕…
私には難解な映画でした
原子爆弾をこの世に生み出し
世界を変えてしまった1人の科学者の
栄光と没落がテーマで
ストーリー的には
3つの物語が同時並行しています
1. オッペンハイマーが指揮して
原爆を作っていく物語
2. 大戦後に訪れたソ連との冷戦下で
オッペンハイマーがソ連のスパイ疑惑を
追及される聴聞会
3. 彼と不仲で、彼を陥れようとした
ストローズの公聴会
2.の画面をセピア色にすることで
今どんな場面なのかがわかるように
しているんだと思いますが…
この3つの物語が次々に入れ替わるので
ちょっとついていくのが大変でした(^◇^;)
もっと原爆被害の描写を!という意見が
あるようですが
これは原爆の可否を問う作品ではなく
ただ 淡々と原爆の父と言われた
オッペンハイマーの半生を描いた作品
だと思うので
この作品にそういう描写は
あまり必要ないかな…と思いました
全く無いわけではなかったですしね
広島への原爆投下後の
オッペンハイマーの演説シーンで
それらしいシーンが登場していました
原爆の悲惨さを知っている人なら
それだけで十分連想が広がると思います
まぁ…知らない人には
わかりにくいでしょうが(^◇^;)
映画の冒頭でギリシャ神話の逸話が
引用されてます
全能の神ゼウスに逆らって
人間に火を与えたプロメテウスは
山に貼り付けられて永遠に責め苦を受けた
この逸話に彼の半生、そしてこの映画は
集約されていると思いました
全体的に淡々と話が進んでいきますし
私はあまり面白味を感じなかったのですが
1つだけ
映画の中に登場する
トルーマン大統領やアインシュタインが
写真で見た彼らとよく似ていた
それは面白いと思いました
私は幾つになっても
お子ちゃまなのかもしれません(^◇^;)