約1時間、古宇利オーシャンタワーで
楽しんだ私たちが、次に向かったのは
今帰仁(なきじん)グスク(城跡)
その途中ワルミ大橋を通りました
今帰仁村と屋我地島を結ぶ橋で全長315m
コンクリートアーチ橋としては日本国内で
5番目に長い橋になります
橋からの眺望は素晴らしい
ワルミ海峡や、大自然ヤンバルの景色が
一望できます
※ヤンバル=亜熱帯の豊かな森が広がる地域
この橋の近くに車を止め写真を撮ったりしてたので
今帰仁グスクに着いたのは12:00
午前中は気持ちよく晴れていたのに
曇ってきました・・・(^^;
沖縄では城跡のことをグスクといいます
グ=石
スク=囲った場所
で、「城郭」とか「聖域」の意味があり
多くの場合「城」という字が当てられてます
2000年に世界文化遺産に認定された
「琉球王国のグスク及び関連遺産群」
のひとつが今帰仁グスクです
今帰仁グスク・今帰仁村歴史文化センター
【営業時間】
●通常(1~4月、9~12月)
8:00~16:00(最終入場 17:30)
●夏期(5月~8月)
8:00~19:00(最終入場 18:30)
年中無休
【駐車場】 無料(約320台収容)
【観覧料】 ( )内は団体料金
●大人 400円(320円)
●小中高生 300円(240円)
●小学生未満 無料
駐車場にあるこちらの建物
今帰仁グスク交流センターで
歴史文化センター&今帰仁城跡統一入場券
を購入し、パンフレットをもらいました
センター内休憩所では、世界遺産や
今帰仁グスクの解説を映像で流してます
小腹が空いたので、見学前に腹ごしらえ(笑)
オーシャンタワーの売店で
サーターアンダギーを買っておいたんです(^-^)v
まずは、今帰仁村歴史文化センターで
グスクや今帰仁村の歴史などについてお勉強
今帰仁グスクは沖縄本島北部の本部半島にあり
スイグスク(首里城)に次ぐ広大な城跡です
石垣の総延長は1.5km
今帰仁城は13世紀に築城されました
実際に築城した人の名前は不明です
西暦1300年~1400年頃の沖縄は
北部を北山(ほくざん)王朝
中部を中山(ちゅうざん)王朝
南部を南山(なんざん)王朝
がそれぞれ支配し、三者が互いに対立してました
いわゆる琉球三国時代
日本の歴史区分でいうと
鎌倉時代後期~南北朝時代を経て
室町時代初期頃の時代です
北山王は今帰仁城を拠点に
沖縄島の北部を中心に支配し
中国と貿易をしていました
しかし、1416年に中山の王・尚巴志(しょうはし)に攻め滅ぼされました
この時に活躍したのが、私の大好きな
中山の武将・護佐丸です(^O^)
北山王朝が滅びた後、中山王は
北部地域を監督し取り締まるために
「監守」を今帰仁グスクに住まわせました
北山王朝が滅びた後も城として
生き続けた今帰仁城ですが、
1609年に薩摩軍による琉球侵攻に遭い
城は炎上 してしまいます
廃城となった後も
グスクそのものが拝所(信仰の場)として
大切にされてきました
空から眺めた写真も展示されてました
連続した弧がとても美しい
城壁は石を加工せずに積み上げた野面積み
図にしたのが
では、実際にグスクに入ってみましょう
と、いいたいところですが・・・
諸々の事情により、この続きは後編で
写真山盛りでご紹介します<(_ _)>