地獄の車輪組
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後日追記あり 重要
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ハブ持ち込みでの車輪組の依頼。
スモールハブ、ハブには小ギアがついている。嫌な予感。まさかとは思うが・・・・。
嫌な予感的中。小ギアが緩められていない。考えなしに番線カッターでスポークを切ったものと思われます。
ラージハブなら何ごともなく作業できる場合もあるが、今回はスモールハブ。方法はいくつかあると思うが今回の方法は。
ギアの谷とスポーク穴が近いところに無理やり廃棄スポークを4本通すことができました。
反対側フランジには普通に18本のスポークを通し、合計22本のスポークで車輪を仮組してロックリングと小ギアを無事外すことができました。
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後日追記。以下の方法で大失敗の例あり。
参照 2022-06-03のブログ
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ほかにもできたかもしれない方法(試してはいません)。
ギアの付いていない側のみ仮組し、ハブシャフトつかみでハブ体を保持すれば外すことができたかもしれません。
カンパのハブシャフトつかみ
もう一つのできたかもしれない方法(試してはいません、両切り限定)。
ハブ体のままでもギアにギア回しを掛ければロックリングはポンチで外せるかもしれない。
ロックリングが外れたらハブの反対側に別の小ギアを手で回るところまで回しいれる。さらにロックリングを手で回るところまで回しいれる。
2本のギア回しで両方のギアに緩める力を加える。最初に付いていたギアはロックリングがないので外れて、あとから付けたギアはロックリングがあるので外れないはず。
あとから付けたギアにギア回しを掛けてポンチでロックリングを外す。ロックリングの外れたギアは手で緩められるはず。
これもハブシャフトつかみが有効かもしれない。