キム·ジェジュンが所属事務所「エンコード」を直接設立した理由(インタビュー②)


 

キム·ジェジュンは昨年5月、インコードを設立した。 彼はエンコードの代表アーティストでありCSO(最高戦略責任者)として、会社の運営に力を入れている。

 

大規模なエンターテインメント会社に入ることも、自分だけのための1人企画会社を設立することもできた。 しかし、彼は新しい会社を設立して新人俳優を迎え入れ、新人グループを育てる冒険を選択した。


「以前の会社との契約が終わった後、多くの連絡を受けました。 しかし、条件に従いたくはありませんでした。 そして持続的な活動をするためには1人の会社は不可能だと判断しました。 私だけのために多くのスタッフを雇用し、会社を運営するということは現実的に難しいです。 会社を設立したのは冒険かもしれませんが、冒険に止まらないために絶えず悩んでいます」

 

 

キム·ジェジュンはこの20年間の経験をもとに、理想的な芸能企画会社を作っていく計画を立てた。 アーティストが出たくない、長い間所属していたい会社を作るのが彼の目標だ。 キム·ジェジュンは、「競技場を走る選手の気持ちも、球団を運営する経営者の気持ちも知っているだけに、必ずその目標を達成する」と強調した。


「企画会社は時間が経てば新しいIPを披露しなければならず、普通その過程で年次休暇が積もった既存アーティストたちは寂しさを感じます。 それで、より良い条件で自分の価値を認められたいと思い、その条件を合わせてくれなければ、他の会社を探して去るのです。 私にはそれを防げるビジョンがあります。 インコードという会社を通じて小さな変化の風を起こしたいです」


不惑を眺める年齢になったが、ジェジュンの情熱はそのままだ。 彼は来年の夏の日程まですでにいっぱいだとし、アーティストであり製作者として成し遂げたいことが多いと打ち明けた。

 


「インコードは私に集中できる最適な環境です。 私の会社ですから、すぐに結果が良くなくても途中で諦めずに、押し通すことができるという点も気に入っています。 諦めずに夢を叶えていく過程を引き続きお見せすれば、ファンと大衆が寛大に私を眺めてくださるのではないでしょうか」

 

キム·ジェジュンは20~21日、ソウル奨忠体育館で20周年コンサート「フラワーガーデンインソウル」を開催する。 また、来月にはMBN週末ドラマ「悪い記憶消しゴム」が初めて放送される。 現在は毎週金曜日、KBS2「新商品発売~コンビニレストラン」を通じて視聴者たちと会っている。 特に「新商品発売~コンビニレストラン」出演は15年ぶりの地上波芸能出演だった。

 

「『ピョンストラン』出演後、多くの知人が祝ってくれました。 おじさんの話をあまりしなかった甥っ子たちも、「ピョンストラン」の話をしていました。 初放送を見ながら涙が出ました。 息子の自慢話を思う存分できなかった両親も『ピョンストラン』を見て喜ぶと思うと嬉しかったです」


(ピョンストラン→ コンビニレストラン)


甘み、苦味をかみしめて20周年を迎えたジェジュンのもう一つの20年はどんな姿だろうか。 彼は新しい夢に向かって挑戦し、依然として情熱に満ちた姿をファンに見せると約束した。

 

「東方神起としてデビューした頃は、20年後の私は結婚して、お父さんになったと思っていました。 スーツを着て会社に出勤していると思いました。 全く想像していなかった方向に時間が流れましたね。 ハハ。

 

私はずっと夢見る人になりたいです。 アーティストであり制作者として叶えたい夢はたくさんあります。 両親の気持ちで、良い環境でインコード練習生たちをデビューさせてあげたいこと、またニュージーンズのように私たちの子供たちが芸能界の新しい流れを作り出すこと、製作者としてキム·ジェジュンの目標です」