放射線量測定 | 本日も晴天なり

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我が家の裏に、フキがたくさん生えていて、我が家では毎年食べるのを楽しみにしてます。
 
 
 
一番よく作るのは、皮をむいて斜めに薄切りにして、サバの水煮缶と一緒に味噌味で炒め煮にしたもの。
 
 
 
ところが今年は、食品に含まれている放射線量の規制が厳しくなってから、茨城で採れる山菜の類は食べられないものがたくさんでてきてしまった。
 
 
うちの辺りでは、季節になるとタケノコあっか(あるか)?という挨拶が飛び交い、買うことなんてなかったんだけど、今年からは食べられない事が判って、回覧板でも摂取しないでくださいという通知が出された。
 
コシアブラやワラビ、コゴミなんかもダメ。
 
 
フキはダメって言われなかったけど、心配になっちゃったのね。
 
 
 
我が家のある小美玉市では無料で、自宅で消費している食品に限り、線量を測定するサービスを行っています。
 
 
思い立って電話をしたのが、5月の半ば。
 
市役所の対応は素っ気なかった。
 
該当の食品を採って、キレイに洗って、1キロ持って来てください。と言う。
 
しかも、予約がとれるのは電話した日の2週間以上先。
 
 
家庭菜園で1キロってけっこうな量に当たるけど、すりつぶして測定するにはそれだけの量が必要です、だってさ。
 
 
仕方ない、予約してようやく今日持って行きました。
 
実際行ってみると、市役所の一角、たどの給湯室にその検査室はありました。
 
 
今日対応してくださった市の職員の方、電話の方とは別の方で、とても丁寧に説明してくださいました。
 
 
給湯室で、普通のフードプロセッサと包丁、まな板が置いてあって、持ち込んだフキをザクザク刻んでフープロで細かくします。
 
担当の人は手袋もしていない。
 
キッチン用のポリ袋に細かくなったフキを入れて、これまたキッチンにありそうな丸いタッパ状の容器に入れ、さらにポリ袋に入れます。
 
その状態で機械にかけると、測ってくれるんだって。
 
 
写真撮らせてもらいました。
こんな機械で、パソコンにつながってて、モニターに数値とか、出てくるのね。
 
実際に測定するには、こんな風にフキの粉砕したのが入りました。
 
 
刻んで細かくするのに10分くらい、実際の測定は20分間、市役所の片隅で待ちます。
 
 
 
気になる結果は。
 
 
 
大丈夫だったわー
 
不検出、だってさ。
 
 
早速今夜はフキ料理だっ!
 
 
こんなプリントをくれて、説明も丁寧でした。
 
 
機械でガンマ線を測定するのだそうです。
 
該当の放射性物質が発するガンマ線は、値が決まっているから、この値とこの値が大きく出ていなければ大丈夫ですと教えてくださいました。
 
安心したわ。
 
 
5月まで市では測定する機械ぎこの機械一つだけで、給食から個人の依頼までまかなわなきゃいけなかったのが、給食センターには専用の機械を導入できたから、今後はそれ程待たなくても測定できるハズですよ、心配なら別の品目もどうぞ、との事。
 
 
そうね、でもうちで採れたものくらい、余計な心配しないで食べられるといいのにね。