雛が下痢をした次の日(お空に行った前の日)

今度は、嘔吐が続いていたのですが

あいにくと行きつけの病院がお休みで

近くにある別の評判の良い病院に連れて行きました。

 

先生は、とても感じが良く優しい方で

雛のことも丁寧に診てくださり

かかりつけがあることを言っていたので

吐き気止めと、点滴を打って

明日かかりつけに行くように言われました。

 

その時も、先生が聴診器で心音を聞いて

17歳とは思えないほど良い状態ですねって言われて

帰ってからは、お薬が効いたのか

すっかり吐き気も治まって

すーすーと眠っていたので、安心していました。

 

翌日、かかりつけの病院に昨日の話を伝えて

予約がいっぱいだったけど、なんとか時間を空けてもらって

診てもらうことになっていたんです。

 

だから、こんなに急に逝ってしまうとは思いませんでいた。

 

先日、長い間お世話になった病院にご挨拶に行った時も

院長先生が本当に急な旅立ちで驚いたと言われました。

「この前も、大きな声で吠えてたから雛ちゃん元気だなって

思ってたんだけどね」って。

 

ただ、年齢や自分でご飯を食べたり水を飲んだりできない状態が続いていて

体重もがくんと減ってしまっていたから、いつどうなっても

おかしくない状態だったのは確かだったけどねって。

 

それら、いつも目の周りが汚れててもお顔廻りは触ると

凄く怒ってたから(すごく噛む)、なかなかきれいにできなくて

だけど、最近は眼の周りもきれいになってたし

きれいなお顔で送ってあげられて良かったと

先生もいつも雛の眼のこと気にしていてくれたそうです。

 

それで、お骨上げの時に、雛の歯が凄くきれいで

犬歯とかとっても鋭かったったって話をして

だから、こんなにシニアの子なのに噛まれるとメチャクチャ痛かったんだね

って、少し先生と笑ってしまいました。

 

その後も、最後の頃よくお世話になった女医さんともお話して

看護士さんたちも、いつも「雛ちゃん頑張ってるね」って

応援するような気持ちで見守ってくれてたことを聞いて

また、ちょっとうるっとしてしまったけど

本当に、この病院にお世話になって良かったなって思えました。

 

雛がいた頃は、病院に来る回数を少しでも減らせればって思ってたんですが

もう、病院に来ることもないんだなって思うと寂しいですね。

 

使いかけの目薬や、残ってしまった飲み薬とか

もう必要ないけど、なかなか捨てられなくて

病院から帰ってから思い切って捨てました。

 

虹の橋では、もう必要ないものね。

怪我もしないし、お咳も出ないから、もうお薬はいらないよ。