【全国高校アメフト決勝】◆クリスマスボウル2019佼成学園高校×立命館宇治高校その4(ま) | アメフト観戦女子(関西)のブログ

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◆2019年12月22日 全国高等学校選手権大会決勝 

🎄クリスマスボウル🎄

 

佼成学園高校×立命館宇治高校その4

 

第4Q

 

 

クォータータイムで円陣を組む立宇治!

 

 

◆4Q開始。立宇治敵陣16YDより3rd&4 佼成学園LB5須藤のプレッシャーによりパス失敗。

 

 

立命館宇治高校 4th&4 K7伊藤の33YDフィールドゴール成功!

 

 

※ホルダーの庭山選手がガッツポーズ!

 

※しっかりと決めたK7伊藤選手!

立命館宇治高校、リターナー13番関口選手のビッグリターンをフィールドゴール成功に繋げ3点追加! 点差を8点に広げます。

 

 

4Q残り11:48【佼成学園高校 7-15 立命館宇治高校】

 

 

立宇治のキックオフは外へ。

 

立宇治K7伊藤のリキックを佼成学園リターナー1番目黒がリターン。

 

 

◆佼成学園自陣36YDよりの攻撃。パス失敗、RB6北原のラン、3rd&7 RB6北原のナイスゲインもFD更新ならず。

立宇治LB22萩隆之介(3年)選手がナイスタックル? RB6北原選手のナイスゲインもFD更新までわずか1YD足らず。佼成学園、4thダウンへ。

 

佼成学園4th&1 P79藤坂のパントへ。

 

 

◆立命館宇治高校自陣22YDより攻撃。試合残り10:16。

 

 

QB5庭山のキープビッグゲインFD! 自陣43YDへ。

ランは佼成学園LB32井上皓介(3年)、DL57森洸介(2年)がストップ!

 

 

パス失敗、3rd&9 QB5庭山→WR9田中力(3年)パス成功FD! 敵陣30YDへ

ボケボケですが。WR9田中選手、もの凄いキャッチです! いやー、素晴らしい。立宇治は、この3rdダウンロングをパスで打開できたことが大きかったですね。

 

 

立宇治敵陣30YDより。QB5庭山が(1枚目)

 

 

(2枚目)タックルを引きずりながら・・・・・・

ここでタックルされればロスなんですが

 

 

(3枚目)ナイスゲイン!

タックルを受けてからもたなかなか倒れないQB5庭山選手! 庭山選手のタフさ、がむしゃらさがチームを牽引します! 頼もしい!

 

 

イリーガルフォーメーションで罰退し、2nd&8 QB5庭山のナイスゲインFD! ゴール前8YDへ!

QB5庭山選手FDコール! 試合残り6:46。立命館宇治高校が時間を消費しながら攻め込みます。

 

 

立宇治敵陣ゴール前8YDより。RB30村上太智(3年)のラン!

中央の一番厳しいレーンをこじ開けにいくRB30村上選手!

 

 

RB4藤井のランも佼成学園LB32井上がストップ!

一方、ゴール前で高い集中力を見せる佼成学園ディフェンス陣! 立命館宇治高校は3rd&6 Goalへ。 時間なくなり立宇治タイムアウト 後半1回目。試合残り4:56。

 

 

立宇治敵陣ゴール前6YDより3rd&6。QB5庭山のキープも佼成学園LB31土屋、OB32井上らがロスタックル! 4th&10 Goalへ。

いやー、このディフェンスも凄かった。佼成学園、立宇治オフェンスにタッチダウンを許しません! 佼成学園タイムアウト後半1回目

試合残り4:41。

 

 

立宇治4th&10。K7伊藤の27YDフィールドゴール成功!

立宇治のフィールドゴールトライ。K7伊藤選手のフィールドゴール成功!

 

 

※思わずガッツポーズのK7伊藤選手!

噛み締めるようなガッツポーズ! このフィールドゴール成功がどれだけ重要か。ファンたちから大きな拍手と歓声が贈られます! K7伊藤選手のフィールドゴール成功で立命館宇治高校が3点を追加! 点差は11点と2ポゼッション差に開きました。

 

 

試合残り4:38【佼成学園高校 7-18 立命館宇治高校】

 

 

立宇治K7伊藤のキックオフを佼成学園7番鈴木がナイスリターン! 11点を追いかける佼成学園。好ポジションからのオフェンスが始まります!

 

 

◆佼成学園自陣36YDより攻撃。スクリーンパス成功も立宇治LB1永田のロスタックル!

後半に入り雨と暗さで写真がダメダメですが、プレーは素晴らしい!

 

 

※喜ぶ立宇治の選手たち!

 

 

2nd&20 立宇治DL77DL77島岡信介(2年)のファンブルフォース 自らおさえるもロス。

立宇治ディフェンス陣が佼成学園をじわりじわりと追い詰めます。

 

 

3rd&23 ロングパス不成功。佼成学園、4th&23へ。試合残り3:07。

佼成学園タイムアウト後半2回目

 

 

佼成学園4th&23。試合残り3:07!

4thダウン23と絶体絶命の佼成学園高校! しかしこの後のプレーが本当に素晴らしかったです!

 

 

佼成学園4th&23ギャンブル! QB16小林→RB6北原パス成功そのままロングゲインFD! 敵陣32YDへ!

4thダウンベリーロングに追い込まれてからのこのビッグゲイン! さすが佼成学園高校、土俵際に追い詰められてからのしぶとさと集中力。驚異的です! さらに!

 

 

QB16小林→WR81寸田夏大(2年)へのパス成功FD! ゴール前18YDへ!

一気にレッドゾーンへ進入する佼成学園高校! 感嘆する間も与えず嵩にかかり攻めこんできます! 昨年、佼成学園の驚異的な追い上げが身に染みている観客席の我々も「ここから! ここからが勝負!」と気を引き締めフィールドを見つめた。そんな時でした。

 

 

佼成学園のパスを立宇治DB33青木がインターセプト!

前半から見事な反応を見せていた立宇治DB33青木選手! 狙ってたんでしょうか、体が思わず動いたんでしょうか。佼成学園のパスをインターセプト! 

 

 

※喜ぶ立宇治の選手たち!

反撃ムードに盛り上がる佼成学園の勢いを止める大きな大きな大きなインターセプト! 前半からパスカット、ナイスタックルと大暴れのDB33青木選手がまたもやビッグプレーでチームを救います! 

 

 

◆立宇治自陣6YDからの攻撃。

しかし時間はまだ残っています。試合残り2:28、佼成学園のタイムアウトは残り1回。立宇治はどうやって時間を使っていくのか、後半に強いチームかどうかの真価が問われます。

 

 

立宇治自陣6YDより。ランも佼成学園のロスタックル! 2nd&15、QBスニークで前進! 3rd&13へ。

ボールを失わず時間を消費する立宇治。しかし佼成学園も必死のディフェンスです!

 

佼成学園タイムアウト後半3回目。ラストタイムアウトです。

試合残り1:37。

 

 

3rd&13 立宇治スニークで前進し、4th&10。

時間ギリギリまで使って立宇治タイムアウト後半2回目。

試合残り0:51です!

 

 

立宇治4th&10。パンター庭山がエンドゾーンでうろうろと逃げ・・・・・・(1枚目)

「おっ、これはインテンショナルセーフティかな? このまま外に出ればセーフティ・・・・・・」

 

 

(2枚目)「あれ? 前へ走り始めた!?」

インテンショナルセーフティを狙っているのかと思ってましたが、立宇治P5庭山選手が前に走り始め、ちょっとヒヤヒヤ。プレーの結果は立宇治がFDを更新するもホールディングでやり直し。このプレーで立宇治は15秒消費します。

 

試合残り36秒。

 

 

立宇治4thダウン、P5庭山のパントへ(1枚目)。

 

 

(2枚目)「囲め、囲め」

ここもセーフティを狙うのではなく、パントへ。佼成学園はリターン出来ず、立宇治のペースです。とにかくシビアに時間を削ろうとする立宇治の固い意志が見えました。このパントで12秒消費し、試合残り24秒。

 

 

◆佼成学園敵陣40YDより。試合残り24秒。

残り24秒。最後まで攻める佼成学園!

 

 

佼成学園パス成功FD! 敵陣20YD。スパイクで時計を止め、残り14秒。

 

 

佼成学園、QB16小林→WR1目黒へのパス成功ゴール前4YDへ!

スパイクで時計を止め残り1秒!

最後の最後まで諦めません佼成学園! WR1目黒選手へのパスが成功しゴール前へ!

 

 

試合残り1秒。佼成学ゴール前から!

 

 

パスを投じるもパス失敗でタイムアップ! ここで試合終了です!

喜ぶ立宇治の選手たち。ここでタイムアップ!

立命館宇治高校がクリスマスボウル初優勝です。おめでとうございます!

 

 

試合終了【佼成学園高校 7-18 立命館宇治高校】

 

 

※喜ぶ立宇治の選手たち! 

DL54松本康佑選手とハイタッチのLB22萩選手!

 

 

※フィールドで喜びを爆発させています!

 

 

※試合後の整列!

 

 

※握手をして健闘を称え合う両チームの選手たち!

この瞬間がなんとも清々しいですね。佼成学園の選手らのまっすぐな姿もぐっと来ました。

 

 

※試合後の両チームへ大きな拍手が贈られました!

 

 

フィールドでは表彰式が行われました。

 

第50回全国高等学校アメリカンフットボール選手権大会

 

優勝 立命館宇治高校

 

 

準優勝 佼成学園高校

 

 

<個人賞>

 

安藤杯(最優秀ラインマン賞) 立命館宇治高校 DL51角本陸選手!

DL陣の献身的な働きなくては佼成学園オフェンスを7点には抑えられません! ラインの中でも特に光っていたDL51角本選手が受賞です! 写真がこんなのしかなくてすみません・・・・・・。

 

 

三隅杯(最優秀バック賞) 立命館宇治高校 WR13関口温暉選手!

リターンタッチダウンはもちろんですが、2本目のビッグリターンは記憶に残るプレーでした! 13番関口選手が文句なしの三隅杯受賞! スタンドからは大きな大きな拍手が沸き起こりました!

 

 

敢闘賞 佼成学園高校 RB6北原健作選手!

こちらも大活躍でしたね。敢闘賞は佼成学園RB6北原選手です! 先制につながったビッグゲイン以外にも獅子奮迅の活躍で佼成学園オフェンスを牽引しました! 

 

皆さん、おめでとうございます!

 

 

クリスマス仕様のビジョン、かわいいですね。

 

 

以上、お届けしましたように第50回クリスマスボウルは立命館宇治高校の初優勝で幕を閉じました!

何と言っても立命館宇治高校の準備の周到さ、選手らの集中力の高さが際立った一戦でした。昨年度の敗北をバネに挑戦を続けたこの一年。どれだけの努力を重ねてきたんだろうと思うと胸が熱くなりました。

佼成学園へのリベンジ達成! というカタルシスはもちろん大きいのですが、今シーズンの関西大会を振り返るとライバルたちとの壮絶な死闘が彼らをまた一段と強くしたんじゃないかとの感慨も大きいです。後半に強い啓明学院のお株を奪うかのような第4Qに19点を獲得しての逆転勝利をあげた関西準決勝。関西学院高等部に前半のリードを追いつかれ、再逆転してのシーソーゲームをわずか1点差で制した関西決勝。そして春大会の関西第一高校戦の敗北など、決して順風満帆ではなかったけれども着実に力をつけてきた立命館宇治高校の集大成となったのが今年のクリスマスボウル。この晴れやかな大舞台で素晴らしい最終戦を見せてくれた立命館宇治高校の選手たちには感謝一杯です!

 

一方の佼成学園高校も本当に素晴らしいチームでした! 立宇治のディフェンス陣の奮闘にオフェンスがなかなか進まない中でも我慢を重ねて、虎視眈々と最後の逆転を狙う勝負強さは最後の最後まで脅威でした。特に第4Qの4thダウン23、これを止めれば立宇治の勝利にぐっと近づく4thダウンをQB16小林選手からRB6北原選手へのパス成功で一気に敵陣まで前進したプレーは、佼成学園の恐ろしさをまざまざと体感したプレーでしたね。ディフェンス陣もDL72今熊選手をはじめとした強力な布陣で挑んだ佼成学園高校。随所に王者としての風格と力強さを感じました。来年は、チャレンジャーとなる佼成学園高校が今後どのような成長を見せるのか。恐ろしくもあり、楽しみでもありますね。

 

そして、この2チームだけではありません。次のクリスマスボウルに向けての挑戦はもう始まっています! 2020クリスマスボウルに出場するのは一体どこのチームなのか。今年の活躍に刺激を受けた選手らがきっと今からクリスマスボウルに向けて動いていることでしょう。来年の戦いも楽しみです!

 

3年生はおつかれさまでした。また大学で活躍する姿を期待しています!

 

 

以上、簡単(?)レポ終わり。

 

 

 

◆横浜スタジアムで観戦しながらツイッター速報やってました。

 

雨で寒くていろいろ誤字脱字も多かった一連のツイートですが、

 

「立命館宇治高校がクリスマスボウル初優勝です!」

 

この一言が書きたかった(笑)。最後にもう一度。

 

立命館宇治高校、クリスマスボウル初優勝おめでとうございます!

 

 

 

1月にはインターナショナルボウルもありますよ!

 

 

来年年明けそうそうに、インターナショナルボウルがまた今年も開催されます!

 

メンバー表はこちら。画像は日本アメリカンフットボール協会HPより(参考:https://americanfootball.jp/archives/2948

 

文字が小さくて見えづらいのですが、立命館宇治高校、佼成学園高校からもたくさんの選手が選ばれていますね。

 

QBは立宇治の庭山選手、佼成学園の小林選手とクリスマスボウルを戦った両雄が選出されています! あと注目なのが箕面自由学園の選手たち。箕面自由学園の選手らはフィジカルが強くタレント揃いなので、今回のインターナショナルボウルでどんな活躍を見せてくれるのか期待大です!

選手たちにとってはせっかくの良い機会ですから、たくさんのことを学び経験して、また今後の選手生活に生かしてくれればいいなと思います。

試合も楽しみですね!

 

 

 

本年も当ブログをご訪問いただきありがとうございました。

マイペースな二人ですが、来年も宜しくお願いします!

 

2020年、皆様にとって素晴らしい一年となりますように。

 

(ま)

 

 

(終わり)