【観戦メモ】4月29日高校アメフト滋賀県大会~4月30日今出川ボウルちょこっと(ま) | アメフト観戦女子(関西)のブログ

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いよいよ、春シーズンも佳境に入ってきました。皆様アメフト観戦、楽しんでますか? 私(ま)は、いろんな試合を観戦しては素晴らしいプレイの数々に毎週楽しませてもらっているわけですが、たくさんの試合を観戦したおかげで案の定観戦レポが追いつかなくなってきてしまいました。。。

 

ということで、レポートを書くのが少し遅くなりそうな29日30日に行われた試合を簡単に振り返っておきます!

 

 

4月29日11:00キックオフ 高校アメフト滋賀県大会「敗者復活戦」 県立八日市高校×県立虎姫高校

 

 

高校アメフト滋賀県大会です! この試合は、準決勝で県立長浜北高校に敗れた県立八日市高校と立命館守山高校に敗れた県立虎姫高校が滋賀県2位決定戦をかけて敗者復活戦を戦いました! (ちなみにこの時点では決勝戦の結果いかんによっては、2位決定戦は行われない場合もあります)

 

 

昨シーズンに引き続き春の関西大会出場を目指す虎姫高校は、QB10畑澤雄人(3年)選手がパス中心にオフェンスを繰り出しタッチダウンを量産。30-6で県立八日市高校を下し、滋賀県2位決定戦出場の権利を獲得しました!

 

 

【試合結果】滋賀県大会2位決定戦 県立八日市高校 6-30 県立虎姫高校

昨シーズンから活躍している選手が多く残っている虎姫高校が前評判通りの勝利! しかしパスドロップなどミスも散見した虎姫高校、2位決定戦に向けてはもう一段階ギアをアップしたいところ。この後の決勝戦で惜しくも敗れ2位決定戦出場となった長浜北高校のチーム状態がかなりベストに仕上がっていたので、彼らと2位を争う虎姫高校もさらに集中力に磨きをかけてほしいです。

 

 

八日市高校9人、虎姫高校12人で行われたこの試合。勝敗の行方とは全く別のところで私が個人的に注目していたのが「9人の八日市高校がタッチダウンを取れるか!」ということでした。

八日市高校さんのツイッターアカウントの「どんなに厳しい状況になっても目指すはTouchdown!」の一文を読んだことで、何としてもタッチダウンを取ってほしくてドキドキと見守っていた試合終盤。なんと試合残り数十秒、タイムアウト無しの絶体絶命の状況で八日市RB28戸島留偉(2年)選手がランプレイでタッチダウン!

実はこの場面、負傷?で一人欠けた八日市高校は8人で挑んでいます! いやー、時間も無かったし虎姫高校も意地のディフェンスを見せていたため本当にヒヤヒヤしましたが、こういうタッチダウンいいですね。ナイスタッチダウンでした!

 

高校アメフトを観戦していると自ずと人数の少ないチームたちの苦戦ぶりに接し、ハードな両面出場で息を上がらせながらプレイしている選手たちの姿に胸が痛くなることが多いのですが、こうやってナイスプレイ一つ、タッチダウン一つがチームの士気を上げますね。メンバーが集まらず苦労している他のチームにも勇気を与えるプレイでした!(いや、虎姫も決して多い人数ではないのに昨年から素晴らしい戦いぶりを見せているので、皆さんすべてのチームを応援してあげてください☆)

 

 

 

4月29日14:00キックオフ 高校アメフト滋賀県大会「決勝戦」立命館守山高校×県立長浜北高校

 

 

この日の第二試合、滋賀県大会決勝戦立命館守山高校×県立長浜北高校の試合は、滋賀県王座を争うにふさわしい大接戦となりました! 

 

先制したのは、昨年滋賀県王者の立命館守山高校ではなく県立長浜北高校!

立命館守山高校のファンブルロストから獲得した得点チャンスを逃さず、最後は長浜北RB24藤田鉄平(3年)がランプレイでタッチダウン!  しかしこの後のトライフォーポイントのキックを失敗した県立長浜北高校、この1点が後々響いてくることになります。

タッチダウンの写真は選手が重なっていてあまりよくないため、ゴール前のオフェンスラインをば。この長浜北高校のオフェンスラインはほぼ昨年から残っていて、本当に強力で素晴らしい働きを見せてくれていました! またC51浅尾丈流選手、QB44浅尾伊吹選手の双子の兄弟の活躍にもご注目ください☆ 

 

 

一方の立命館守山高校は昨年1年生ながらオフェンスを牽引したエースQB11宇野瑛祐(2年)選手が前半残り30秒から2本のパスでタッチダウンを奪うなど、パスオフェンスを中心に試合を展開。前半を終了して「立命館守山高校21-13長浜北高校」と試合をリードしますが、後半に入ってもその点差を8点から広げることができません。

 

迎えた第4Q、残り8分弱から長浜北高校がギャンブルを成功させながらもドライブをエンドゾーンに導きタッチダウン! 試合終了残り1分にして長浜北高校が28-26と2点差に追いつきます。

 

 

長浜北高校トライフォーポイント。2ポイントコンバージョンを成功させれば同点の長浜北高校はパスで狙うも、それを立命館守山高校DL6森永健太(3年)選手がパスカット! 2ポイント失敗!

この2ポイントが行われる直前。両チームサイドラインから聞こえてきた怒号にも似た大きな檄とフィールドの異様な空気にゾクゾクしました。プライドとプライドがぶつかるこの勝負、勝ったのは立命館守山高校! (実はここらへんバタバタしていてちゃんとチェックできていないのですが)DL6森永選手、ナイスプレイでした(多分)☆

 

 

試合はこのまま終了し滋賀県決勝優勝は立命館守山高校となりました! 惜しくも敗れた長浜北高校は県立虎姫高校との2位決定戦を争います。5月5日長浜北高校にて行われる2位決定戦に勝利したチームは春の関西大会出場の切符を掴むことになるため、大注目の試合ですね。(5月5日は各地で高校アメフトの試合があるんですよね。京都大会に行っちゃう私は2位決定戦を観ることができません。残念)

 

 

【試合結果】滋賀県大会決勝戦 立命館守山高校28-26県立長浜北高校

 

優勝カップ 優勝 立命館守山高校

 

※上記2試合についてはまた後程詳しい観戦レポートを書きますm(_ _)m

 

 

 

4月30日京都大学農学部グラウンド13:00キックオフ 今出川ボウル2018 京都大学×同志社大学

 

 

続いては大学の試合です。恒例となったこの試合も早6回目ですか。今出川を拠点とする大学同士の対戦。今出川ボウル2018 京都大学×同志社大学の試合です! 両チームの春の試合の結果は以下の通り。

 

京都大学は4月15日に行われた京都産業大学との試合を35-3で快勝!

同志社大学は4月21日に行われた定期戦、慶応大学との試合を21-24で惜敗となっています。

 

 

前半戦はお互い膠着状態。京都大学はインターセプトやファンブルロストなどオフェンスでのミスが響き得点まで至らず。また同志社大学は京都大学の強力なディフェンスに苦しみお互い無得点で前半戦を折り返します。

 

後半に入り、徐々にリズムを取り戻した京都大学。RB20佐藤航生(4年)選手のランなどでタッチダウンを獲得し、14-0と同志社大学をリードします。

写真がほぼダメだった中、これだけは撮れていました。京大RB20佐藤選手のタッチダウン! 

京都大学はゴール前まで迫りながらファンブルロストしたり、フィールドゴールを失敗したりと「得点圏まで進んでいるのに得点できない」というミスが目立ち、課題の残る試合となった気がします。

 

 

14点を追いかける同志社。第4Q残り4分半からドライブを進め最後はQB17壷井大樹(4年)→WR80河原正真(3年)へタッチダウンパス成功! しかし、同志社の反撃もここまで。京都大学が14-7で今出川ボウルを勝利で飾りました!

QB17壷井選手からWR80河原選手へタッチダウンパス成功! Div.2陥落となり1部復帰を目指して今年が勝負の同志社大学。春の試合ここまでの2戦を観戦してのファンの感想としては「健闘してる、がんばってる!」という喜びと「でも勝ててないんだよな」というモヤモヤが入り混じりますが、こうやってナイスプレイがみられると「応援しにきてよかったなぁ」と感じさせてくれますね☆

 

 

【試合結果】今出川ボウル2018 京都大学14-7同志社大学

 

 

春恒例となった今出川ボウルは14-7で京都大学の勝利となりました。勝利しながらも詰めの甘さを指摘される京都大学と接戦を演じながらも勝利が遠い同志社大学。両チームの今シーズンを占う次の試合は以下の通りです。

 

京都大学   5月12日 対東京大学

同志社大学  5月19日 対大阪大学(西日本学生大会)

 

なんとまぁ、高学歴対決ですね(笑)

今後の両チームの戦いぶりにもご注目ください!

 

※今出川ボウルに関しては私が撮影した写真がほぼダメなことと、rtvさんもあるのでレポは書かないと思います。書くなら同志社×慶応戦かなぁ。

 

(あと今後の予定ですが、今年は所用が重なり5月のいくつかの試合を観戦に行けません。どさくさに紛れてここでお知らせをば。ごめんなさい)

 

以上、簡単に。

ゴールデンウィークは各地で試合が目白押し。皆様楽しいアメフト観戦ウィークをお過ごしください!

 

 

 

(終わり)