2017年の西日本代表校決定戦と関西学生Div.2-3の変則入替戦について(や) | アメフト観戦女子(関西)のブログ

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関西学生アメフトの秋リーグ戦開幕まで、あと5日となりました拍手
ニューエラボウルの試合レポの途中ではありますが、開幕が迫っておりますので、今年の西日本代表校決定戦と来年のDiv.2リーグ再編にともなうDiv.2-3の変則入替戦ついて、お伝えさせていただきます。

(続いて後日、関西学生リーグの展望、キーパーソンと注目の新人選手について御紹介いたします。)


今年は、関西学生リーグ終了後の甲子園ボウルに至るまでの西日本代表校決定戦の仕組みが変わって2年目となります。
今年の西日本代表校決定戦トーナメントは、以下のとおりです。

(日程、会場等は、甲子園ボウル2017公式サイトでのアップがまだでしたので、中四国学生リーグHPの日程を参考にさせていただきました。)

 


前年度成績によりトーナメントの下段(シード)となるか上段となるのかが変わるので、昨年に関西学生リーグ以外で勝ち抜いた名城大学が所属する東海学生リーグが関西学生リーグに次ぐ上位リーグとなり、名城大学に敗れた西南学院大学が所属する九州学生リーグがそれに次ぐ上位リーグという扱いになっています。
昨年同様、関西学生リーグ2位校も敗者復活の様にこのトーナメントの4回戦から加わることとなり、甲子園ボウル出場への道が残されることとなっています。
昨年は、関西学生リーグ2位となった立命館大学がそれまでのトーナメント勝者である名城大学(東海学生リーグ1位)と対戦して勝利し、リーグ最終戦で破れた関西学生リーグ1位校である関西学院大学と再び対戦し再び敗れ、2度の立命館大学戦を制した関西学院大学が晴れて西日本代表校=甲子園ボウル出場校となりました。
関西学生リーグ最終節で勝とうが負けようが、甲子園ボウルに出場し学生日本一になるためには、西日本代表決定戦で勝つことが重要ということになります。
むしろ、西日本代表決定戦に勝つために、リーグ最終節で本気を出さないというのも手かもしれません…。

新方式について発表された旧方式での最後(2年前)の甲子園ボウル直後に実施した事前アンケート(1,119票・2度投票不可)では、2位校にまで甲子園ボウル出場権が与えられることに対して賛成された方は27%、現状どおりを望む反対の方は73%でした。(そのことについての過去ブログはコチラ。)


 

新方式トーナメント実施後の昨年12月29日に取った事後アンケート(1,329票・2度投票不可)では、賛成された方は24%、反対された方は76%と、実施してみてますます不評となった新方式ですが、今年はどうなることでしょう…汗
西日本代表校決定戦の会場が、かつてのリーグ最終戦の会場であった長居陸上競技場と違い、アクセスが悪く雨粒を防ぐ屋根もない万博記念競技場というのも、現地観戦からテレビ観戦になびいて客足が遠のいた原因があるかと思います。(昨年の西日本代表決定戦の日は、大雨傘でした。)

続いて、来年の関西学生リーグDiv.2のリーグ再編とそれにともなうDiv.2-3の変則入替戦ついてです。
現在の関西学生Div.2校は、6校×2ブロック=12校となっています。
しかし、来年2018年からは、Div.2もDiv.1と同じく8校×1ブロックとなる予定です。

つまり、Div.2の下位4校は、Div.3にまわることとなります。
それに伴い、今年のDiv.2-3の入替戦は、以下のように変則型となっています。
文章では伝わりにくいと思うので、失礼ながら、今年度も前年度成績と同じであったという仮定した例示で御紹介させていただきます。


 

な、なんと、今年はブロック5位・6位になってしまうと、今まではDiv.3との入替戦に勝てばDiv.2に残留できたのですが、入替戦という機会も与えられず、Div.3へと自動降格になってしまいますガーン
そして、今まで無風で終わっていたブロック3位・4位校は、Div.3との入替戦に出場しなくてはならず、降格の可能性も出てきます。
(Div.1校との昇格入替戦については、今までと同様で、変更ありません。)
…ということで、Div.2校の皆さんは、Div.1昇格を目標に掲げつつも、3分の2の大学はそれどころかDiv.3降格の危機にさらされることになるのですから、今年は特に戦々恐々はずですあせる

続けて後日、関西学生Div.1の今年の展望とキーパーソン、注目の新人選手について御紹介させていただきます。