平成２６（２０１４）年９月１３日（土）、エキスポフラッシュフィールドにて行われました関西学生Div.1 神戸大学 ｘ 京都大学の試合レポです。
ワタシはガチでアメフトを現地観戦し始めてから５年くらい経ちますが、それ以来、毎年楽しみにしているのがこの京神戦です
ワタシが見だしてからは、神戸大学が京都大学に勝ったことはないんですが、神戸大学はこの京都大学戦に毎年並々ならぬ準備をしてきて、いつも接戦になります。
まずは、ここ２年の試合を振り返ってみましょう。
①2012年 神戸大学１５－１７京都大学
前半は京都大学が７－１４とリード。
第４Ｑ、神戸大学がタッチダウンし、トライフォーポイントでプレイを選択。
ここで見事トライフォーポイントが成功し、神戸大学が１５－１４と逆転！
（現地で見ていましたが、このトライフォーポイント成功は、本当にすごかったです。）
しかし、試合終了間際、京都大学がフィールドゴールを成功し、１５－１７と再逆転勝利！
神戸大学にとっては、試合終了間際で金星を逃してしまった試合でした…。
②2013年 神戸大学９－１７京都大学
京都大学が０－１４とリードしますが、神戸大学も１タッチダウン＋１フィールドゴールで、第３Ｑに９－１４まで追い上げます。
しかし、神戸大学の反撃もここまで。
第４Ｑに京都大学がフィールドゴールで突き放し、京都大学が９－１７で勝利。
さてさて、今年は、第２節で対戦することとなった両雄ですが、京都大学は前節で龍谷大学に敗戦、神戸大学も前節で立命館大学に敗戦しています。
「手負いの京大はオソロシイ」というのが関西学生アメフトファン（立命館大学ファンだけかも？）の通説。
一方の神戸大学は、前節にエースＱＢの櫻井選手（３回生）が負傷退場し、不安があります。
この日のスタメンです。
【神戸大学オフェンス】ＯＬ：水内４、西山２、岡本３、高塚２、江草４、ＱＢ：鳥取４、ＲＢ：中平２、ＴＥ：望月３、ＷＲ：多田４、八田４、金岡２、Ｋ：木下４
【神戸大学ディフェンス】ＤＬ：久保４（主将）、小島３、野田３、山本２、ＬＢ：田中４、川手３、秋篠３、ＤＢ：佐藤４、林雄亮２、林裕大３、植原４、Ｐ：木下４
【京都大学オフェンス】ＯＬ：増田２、池渕３、山本２、平野４、田中３、ＲＢ：大上３、川端２、ＷＲ：山本４、大工３、竹内４、ＱＢ：林田４、Ｋ：大塚３
【京都大学ディフェンス】ＤＬ：長嶋３、伊藤４、織田４、植村１、ＬＢ：高橋４、添島３、鶴薗４、ＤＢ：須藤３、緒方４、吉村４（主将）、堀２、Ｐ：大塚３
コイントスは神戸が勝ち、後半レシーブをチョイス。
おぉ？！さっそく、心理戦スタート(〃∇〃)？！
＜第１Ｑ＞
神戸の２３番木下選手（４回生）がキックオフ。
京大、１０番玉木選手（２回生）がナイスリターンし、自陣３５ヤードから。
先発ＱＢは、前節に引き続き、１７番林田選手（４回生）。
しかし、神戸の２８番ＤＬ野田選手（３回生）らのナイスロスタックルもあり、１ｓｔダウン更新できず。
８５番大塚選手（３回生）がパント。
やはり、櫻井選手の出場は厳しかった模様です…(ﾉ_-｡)
でも、鳥取選手だって、名門・関西大倉高校出身だし、きっと大丈夫！（←ワタシの関倉に対する絶対的信頼感）
こちらも、１ｓｔダウン更新できず、２３番木下選手がパント。
京大、自陣２８ヤードから。
３ｒｄダウン、パス成功でダウン更新し、自陣４７ヤードへ。
３ｒｄダウン７で、京大タイムアウト１回目。
ワイルドキャットもファンブル。自らリカバーもロスし、１ｓｔダウン更新できず。
も、もしや、狙ってたΣ(ﾟдﾟ;)？！
こういうよく考えられたプレイが出てくるので、京神戦は本当におもしろいです。（←そして、ちょいちょい京神戦のゴリ押しが入ります）
神戸、敵陣２７ヤードからと絶好の位置からのオフェンスに。
３ｒｄダウン、ランでダウン更新し、敵陣１６ヤードへ。
これは見事なスクリーンパスでした(ﾉﾟοﾟ)ﾉ
ホルダーは８０番八田選手（４回生）
神戸大学 ７－０ 京都大学
京大、８３番山本選手（４回生）がナイスキックオフリターンし、自陣３９ヤードから。
３ｒｄダウン１、ランでダウン更新し、敵陣４９ヤードへ。
しかし、続く３ｒｄダウン４、ロングパスを神戸の２番ＤＢ林裕大選手（３回生）がインターセプト！
ちなみに、林選手も関西大倉高校出身です。
今日は関倉OBデーの予感ですね。
神戸、２２番ＲＢ中平選手のランで１ｓｔダウン更新し、自陣３５ヤードへ。
京大の９９番ＬＢ高橋選手（４回生）のロスタックルがあったものの、９番ＱＢ鳥取選手のキープでロングゲイン！敵陣３５ヤードへ。
神戸、タイムアウト１回目。
神戸、２２番ＲＢ中平選手のランで２ｎｄダウン７に。
第１Ｑ終了、神戸大学 ７－０ 京都大学
第１Ｑは、神戸大学が、攻守蹴ともに、先制パンチ
成功という感じです。その②に続く…。