連載ラストです。
フライト中も注意が必要な
スーツケース×ベッドのアイテム。
どんなことに注意をするのか?
何を確認しなければならないのか?
考えていきましょう
実はこの商品、使用可能な座席が限られています。
ANAのHPを確認してみると・・・
https://www.ana.co.jp/ja/jp/serviceinfo/international/support/family/
原則として窓側座席または通路に挟まれたセクションの中央座席でご使用ください。
と書かれていますね。
これも、先日お伝えした理由と同じく、
「何かあったとき、すぐに緊急脱出出来るように」
ということです。
ベッドを作る=足元が塞がれてしまう。
もし、通路側でベッドを作っていたら、
窓側の人がスムーズに移動出来ませんよね。
このことを知らない方も多いため・・・
お子さまが「通路側がいい!」とご希望される場合や、
前後の座席にもご家族がいらっしゃる場合には、フライト中に気分転換に座席移動され、うっかり通路側にベッドを広げてしまったり・・・。
CAたちは、フライト中も常に、
使用可能な座席で使っているのか?
お子さまの座席が変わっていないか?
などなど確認しています。
サービス要員だけでなく、
保安要員としても働く客室乗務員。
「安全第一」な仕事のため、
一切気をぬくことは出来ません。
「心に残るおもてなしを!」
「最高のサービスを!」
と客室乗務員を目指す方々も多いのですが、
保安要員として、
何が出来るのか?
何をするべきなのか?
を考えるきっかけになっていれば嬉しいです
<補足>
このような商品は、航空会社やフライト状況によって使用出来ない場合もございます。
ご購入前・ご使用前に航空会社へお問い合わせされることをおすすめします。