前回の診察でM子先生が「気管支鏡検査は、また2か月くらい様子を見てからにしますか?」と優しく言ってくれたのを良いことにオジサンは激しく同意して帰ったのですがついにその2か月も過ぎてしまい受診の日となりました。
この間、体調はまあまあでしたが咳は相変わらず続いている・・いや、むしろ酷くなってきた感じ。
以前は通勤時に海岸沿いを走りながら大声で歌ったりしてましたが、最近は歌い出してしばらくすると喉の奥から咳が込み上げてきて歌えなくなります。
仕事中にも急に激しく咳き込んでしまい同僚が隣室から慌てて様子を見に来ることもありました。
処方された強い咳止めのリン酸コディン酸も自分にはあまり効果が無かったようです。
さて、本日も血液検査と胸部レントゲン写真、CTを撮り、その結果を見て今後を判断することになりました。
結果は・・
やはり良くなるどころか肺下部の白い炎症はさらに広がり、血液検査のKL-6に至っては4,574と過去最高値。
「1,000を超えると予後が悪い」と言われてますがその5倍位に上昇しています。
初診時に「何もしないでも治る人もいますから・・」というその『人』にはどうやら該当しなかったようです。
M子先生が「どうしましょうか?」と申し訳なさそうに気管支鏡検査のことを聞いてきました。
今回は流石に「様子を見ますか?」という意味の「どうしますか?」ではなく、「やるしかないですよ。」と決断を即す目でした。
さすがのヘタレなオジサンも朝から覚悟を決めていたので「やります!」と鼻息も荒めにきっぱりと答えたのであります。
先生は返事を聞くや、テキパキと院内各部所に手配をして直ぐに1週間後の気管支鏡検査が決まりました。
このスムーズさは恐らくやる前提ですでに段取りがなされていたのかも知れません。
昔から宿題とか面倒な仕事とか、嫌なことを後回しにしてきたオジサンですが、結局はいくら嫌なことでもいつかはやらないといけない訳で・・。
今思えば安易な選択をして数カ月も放置したことで検査が遅れ、かつ治療開始も遅れて、さらに炎症が進んでしまったんだろうなと思います。
しかし、やると決まった以上は一転して前向きにズンズン突き進んで行こうと決めたオジサンなのでありました。