ターサンの冒険(たまに暴言)

ターサンの冒険(たまに暴言)

ターさんです。日々の思う事、感じたこと、登山やドライブの事(時には愚痴など)を備忘録代わりに書いていこうかなと思います。
 が、その前に先ずは5年前に診断された間質性肺炎のこれまでの経過を記録に残しておきたいと思います。

 

 ついにというか、やっとというか、入院しての治療が始まりました。

 

 最初の3日間はパルス療法(点滴でステロイド1000㎎を入れる)を行います。
 加えてステロイドの副作用を予防するためにいくつかの予防薬も併せて服用することになります。
 1 リセドロン酸Na錠 骨粗鬆症予防(1錠/w)
 2 ダイフェイン配合剤 真菌等の感染予防(1錠/毎朝)
 3 ランソプラゾール 胃潰瘍予防(1錠/毎夕)
 4 テトラミド 不眠予防(1錠/毎晩)
 5 アズノールうがい液 口腔殺菌(1回/毎食後)
 中止していた高血圧の治療薬も再会されるので当分は薬漬けの状態にならざるを得ない。

 

 まあ、病気により肺の組織がじわりじわりと固く線維化してきている状況では甘んじて受け入れるしかないのであります。

 ベットに横になり約1時間、天井を見つめてポトリポトリと薬液が落ちてくる様子を見て過ごす。

 

 

 それが終わると翌日まで自由なのですが特に何もすることは無いので、スニーカーに履き替えて病棟の長い廊下を宛てもなく歩き回ったり、汗をかいたら部屋に戻りスマホをいじったりテレビを見たりして時間をつぶし、ゴロゴロと夕食を待つだけの1日。

 

 まあ、病院食なんて量も少なくて味付けも薄いのですが、家と違い間食をしていないので美味しくいただけます。

 皮肉にも入院中の方が健康的という生活ができています。

 

 

 夜9時になると消灯。

 家では12時頃まで起きていたし、ステロイドの影響も有りなかなか眠れない。

 寝返りをしながら1時間おきくらいに時計を見るけど眠りに付けず、ついにはベッドを出てトイレに向かう。

 暗い廊下の先にナースステーションの明るい光が見えて、中では当直の看護師さんが忙しく働いています。

 目が合うとにっこり微笑んで「あら、やっぱり眠れない?眠剤でも出しましょうか?」と心配してくれる。

 これからのことは不安には違いありませんが、すぐそばでいつもスタッフが見守ってくれていると思うだけでホッとして、ベッドに戻ると安らかに目を閉じるのでありました。照れ