「水滸一百零八将」(叶雄・画)その36 張清・鄒淵・孟康・鮑旭 | 水滸伝ざんまい

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悪しからずご了承ください。

 

 

いちばん奥・没羽箭 張清

剪紙ではテニスボール大のつぶてを持っていたので、

さすがに大きすぎると思っていましたが、

この絵ではどう見てもパチンコ玉サイズ、

今度は少し小さすぎる気も(苦笑)。

 

夢の中で美しい乙女と出会い、結ばれるという

ロマンチックなエピソードの持ち主だけに、

ヒゲなしのイケメンに描かれています。

 

中央・出林竜 鄒淵

地面に刀を立て、横顔を見せています。

 

手前・玉幡竿 孟康

「背が高く色が白いので」(第四十四回)とある通りです。

手には墨壺、船の寸法を測っているのでしょうか。

 

左奥・喪門神 鮑旭

日に焼けた顔に無精ひげ、

大声を上げて剣を振り回しています。

さすが鉄牛の副官らしい荒々しさです。