「水滸一百零八将」(叶雄・画)その35 単廷珪・李袞 項充の槍の柄に打ち込んでいる、残りふたりの好漢です。 中央・聖水将 単廷珪 「北方の一朶の黒雲のごとく」(第六十七回)というように、 装束から馬にいたるまで黒づくめと、原典には書いてあるものの、 ここでは赤い上衣をはおり、槍で応戦しています。 奥・飛天大聖 李袞 赤い房の兜に、「背中には二十四本の標鎗」(第五十九回)。 剣で切りつけています。