25枚目は、美髯公朱仝のよき相棒で、母親思いの孝行息子、
挿翅虎 雷横です。
天罡・天退星
職位・・歩軍頭領 兼 突撃営指揮
武器・・咆哮虎牙刀
必殺技・・猛虎爆裂拳、飛虎降臨斬
「営」は軍営の意、突撃隊の指揮官でしょうか。
朱仝が騎馬隊の大将軍なのに、雷横は歩兵、
身分にかなり差があるのに、戦闘ではいつも一緒。
さすが都頭時代からの親友です。
武器も必殺技も、虎にちなんだ荒々しいものばかり。
「猛虎爆裂拳」なんて、格闘ゲームみたい。(笑)
(人物略歴)
鍛冶屋出身の好漢で、もとは美髯公朱仝と同じく
鄆城県の都頭だった。
その筋力は、一般人よりはるかにすぐれ、
二三丈もの幅がある谷川を跳び超えることができたため、
人々から「挿翅虎」と称された。
娼妓の白秀英が雷横の母親を侮辱したため、
雷横は怒りにかられて白秀英を殴り殺したが、
朱仝の助力によって梁山に逃げ込み、
第二十五番目の地位に就いた。
朴刀をかまえて今にも打ちかかりそう。
赤い衣の下から見えるムキムキの腕は、
まるでグラディエーターのようです。