ラスカルラーメンの水滸伝好漢カード その19 急先鋒 索超 | 水滸伝ざんまい

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中国四大名著の水滸伝について語るブログです。
原典メインのため、北方および幻想はありません。
悪しからずご了承ください。

 

19枚目は、霹靂火とキャラがかぶっているせいで、

いささか損をした感のある、急先鋒 索超です。

 

天罡・・天空星

職位・・馬軍八虎騎 兼 先鋒使の四驃騎大将軍

武器・・戦神斧、雪豹馬

必殺技・・神風突刺技、雷鋭破天斬

 

雪豹馬・・おなじみの御前試合の場面(第十三回)で、

「雪白の馬」に乗っていると書かれているので、

そこからイメージしたのでしょうか。

 

(人物略歴)

もとは大名府の軍を管轄する提轄使だった。

まるで雷のように気が短く、戦闘の際には

いつも先陣を切るため、多くの人々が、

かれを「急先鋒」と呼んだ。

 

かつては大名府の東郭門の練兵場で、楊志と武芸を競い、

五十余合も激しく戦ったが、勝敗はつかなかった。

梁山での席次は十九位である。

 

二度にわたり童貫を打ち破ったときには、

童貫の部下である都監の王義を、たった一回打ち合っただけで、

斧で斬りたおし、その武勇を三軍にとどろかせた。

 

 

いつも先陣を切る・・「一馬当先」

字面は、日本語の「一騎当千」と似ていますが、

意味はまったく違います。

 

手には金サン斧、あだ名の「急先鋒」にふさわしく、

馬を走らせて突進しています。