ラスカルラーメンの水滸伝好漢カード その2 玉麒麟 盧俊義 | 水滸伝ざんまい

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中国四大名著の水滸伝について語るブログです。
原典メインのため、北方および幻想はありません。
悪しからずご了承ください。

 

2枚目は・・ 

玉麒麟 盧俊義

 

天罡・天罡星

職位・総督兵馬副元帥

武器・麒麟黄金矛、麒麟黄金甲、麒麟獣(宝馬)

必殺技・麒麟碎天破、墜星閃

 

「碎」・・(砕く、粉々にする)の意。

「天を打ち砕く麒麟」という技のようです。

 

(人物略歴)

北京出身の人で、もとより武芸を好み、

棍棒をとれば天下無双である。

麒麟黄金矛、麒麟黄金甲、宝馬麒麟獣を所持し、

この三つの宝具は「河北の三絶」と

呼び称された。

 

かれは林冲の兄弟子であり、

燕青の元主人である。

最初は梁山への加入を望まず、

かつては梁山の豪傑たちと金沙灘で激しく戦った。

腹黒い悪党の罠にはまり、殺されそうになったが、

梁山の好漢たちに命を救われた。

 

曽頭市との戦では、史文恭を生け捕りにして

晁蓋の仇を報い、その名声は天下に広まった。

梁山での席順は第二位である。

 

黄金の鎧に身をかためた本人は

普通にカッコいいのですが、

乗ってる馬がおかしい、

牙はえてるし!と思っていたら、

裏面の説明に「宝馬麒麟獣」とあり、

これは馬じゃなくて、

麒麟だったのかと納得しました。

(麒麟に牙があるのかは知りませんが 笑)

 

「河北の三絶」がさらっと出てくるところ、

この解説を書いた方も

かなりの水滸マニアのようです。

 

京劇でも、

盧俊義が林冲の兄弟子

いう設定が出てきたことがあります。

2次創作では定番のネタなのでしょうか。