お子さんを役割として見る前に | 不登校・家族のお悩み解消カウンセリング

不登校・家族のお悩み解消カウンセリング

娘の不登校からみえてきた自分のあり方や、日々の気づきを綴っています
不登校の問題は、親御さんの家族関係での行きづまり感や、生き辛さとリンクしていることがあります
自分の経験をふまえて、一つ一つ、紐解きながら、軽くなれる法則やあり方をお伝えします


こんにちは


私たちは社会的な生き物ですから

社会構造の中で

常に様々な役割として

生活していますよね


就職すれば、会社員として

結婚すれば、夫、妻として

子どもができると、父親、母親として

はたまた、上司や部下、嫁や婿

生産者や消費者として

キリのないくらいの役割を

一日中こなしています


そんなこと、当たり前すぎて

気がつかないままに


では、いつから役割を演じることが

当たり前になってしまったのでしょう


実は、これ、「子ども」が既に役割なのです


保育園に入ったら保育園児

幼稚園に入ったら幼稚園児

小学校に入学したら小学生

生活の中でどこまでも続く役割人生


だけどね

別に役割が悪いってことじゃないんです

善悪、良し悪しではないのですが

この役割との同一化が激しい程

人はいつしか苦しむことになります


なぜかっていうと

本来、人間は存在そのまんまのあり様が

自然なのに

役割を重視し過ぎて

こうあるべき、こうあらねば

という「べき」「ねば」によって

そのようであれない時に

自己否定が始まるからです


小学生は宿題をするべき

学校に行くべき

お友達と仲良くするべき

あげたら枚挙にいとまがないですよね


本来の自然なあり様を無視して

給食の時間には、時間内に

給食を食べ切るべき

なんて究極じゃないですか?


すみません、この感覚が

全くわからない方は

このブログをスルーしていただいて大丈夫です


ただ、あなたが「母親」「父親」という

役割と同一化し過ぎて

苦しいのであれば

それをゆるめることはできます


もし、あなたから

ありとあらゆる役割を剥がしたら

何がそこに残りますか?

ただ「ある」という存在感が

現れてきませんか?


そこに、少しとどまって

ゆっくりと呼吸をしてみてください

吸う息、吐く息に意識を向けて

深い呼吸にくつろいでくださいね


その時に感じる存在感は

本来の実存そのまんまです


年がら年中、役割で大忙しのあなたに

一日のうちの数分でもいいので

「くつろぎ」をプレゼントしてくださいね


その感覚を養った時

お子さんを役割としてではなく

存在そのまんまの愛しさ、として

感じられてくるのではないでしょうか


必要な方に届きますように

読んでいただいて

ありがとうございました♡