先週の木曜日は休みだったので映画館で3本の映画を見ました。
その日最初に見た映画が「ジュリエットからの手紙」。
お話は、ニューヨークで働くライター志望の女性ソフィとレストランのオープンを控えた婚約者のビクターと婚前旅行でイタリアのヴェローナへ。
ビクターは食材選びをしているため、一人観光をすることにしたソフィは「ジュリエットの家」と呼ばれる場所で、女性たちがなにか手紙を書いては家の壁に貼り付けている姿を目にします。怪訝そうに、そんな様子をしばらく眺めていると、バスケットを持った一人の女性が壁に貼られた手紙を回収して行きます。
思わずソフィは後をつけると、行った先には4,5人の女性が手紙を次々開封し目を通しています。
ソフィは彼女たちに尋ねると彼女たちは「ジュリエット宛てに届く世界中の女性からの恋愛に関する手紙に対してジュリエットの秘書として返信している」と告げました。ソフィはジュリエットの秘書を手伝うことにし、壁に貼られた手紙の回収に行くと、壁の中レンガに挟まった一枚の古い手紙を見つけます。その手紙は50年前イギリスのクレアという女性が出したもので、そこには「駆け落ちを約束した幼馴染と結婚したいが、反対する両親との狭間で悩んでいる」という内容が書かれていました。
書かれてから50年が経ち、どのような結末になったのか。
手紙を見つけたのがソフィだということもあり、秘書たちに背中を押されて50年前の手紙の主に手紙を書くことにします。すると数日後、「なんでこんな手紙を書いたんだ」と言ってやってきたクレアの孫と、結局その相手とは結ばれなかったものの目を輝かせ「あなたの手紙によってヴェローナに戻る決心がついた」というクレアがソフィの元を訪ねます。
その夜、クレアから当時の話を聞いたソフィは、クレアに「運命の相手」に会いに行くことを提案し、クレアとクレアの孫、ソフィの三人で運命の相手を探す旅に出かけます。
この映画は、先週見た中で一番「温かいお話」だった気がします。
クレアの運命の相手、ロレンツォ・バルトリーニに会うためにイタリア中を探していくのですが、たくさんの同姓同名のロレンツォ・バルトリーニさんにも会って、クレアはめげずに真の(?)ロレンツォ・バルトリーニを探すところや、見つかるのかも分らず、必ずしもハッピーエンドが待っているとも限らない過酷な旅に高齢なクレアにさせることを案じる孫のチャーリーも人間味があります。
車での旅で周るイタリアの伝統的な街並みや少し田舎に行った風景。
それらもお話に温かさを感じされてくれます。
このお話の軸の一つはクレアのロレンツォ探しなんですが、もう一つ。
ソフィとクレアの孫チャーリーの関係です。
クレアに旅をさせてロレンツォと再会させたいソフィと旅を止めさせたいチャーリーは反発するんですが、旅を続けていくうちに惹かれていく…と。
ベタではあるんですが、最近よく分からないどこでもドアと大阪国のSF2作品を見て、モヤモヤとしていたので、そのベタさが素晴らしく感じましたし、ラストシーンのロミオとジュリエットを意識した場面も素晴らしいと思いました。
素晴らしく癒される作品だと思いますし、最近疲れている方にオススメです!