年も明け、

本格的に受験シーズン到来です。

先週の土日には、大学入学共通テストがありました。



この時期になると、高校のスクールバスがいつもより空いてきます。


3年生が学校に来なくなるからでしょう。



そんな1月初旬。


私立の進学校、

G高のスクールバスを運転しました。



終点の駅に到着し、

降りていく生徒さんたちを見送っていると、

最後まで残っていた女の子が、

降りる時、

運転席の横に立ち止まりました。



6年生を担任していた時の教え子で、

G高にバス通学している

Aさんでした。



早いもので

もう高校3年生です。



彼女が高校1年生の頃、

お互いにスクールバスで出会ってびっくり。


バスの降車時に何度か言葉を交わしましたが、

その後は、挨拶だけをする間柄です。



「先生、大学決まりました。」


「えっ、そうなんだ。どこに行くの?」


私は少し驚きながら、

問い返しました。



まだ共通テストが始まる前、

一月初旬です。


きっと

推薦枠などで

早めに決まったのでしょう。



「◯◯医療大学です。薬学をやりたくて。」


「へぇー、そりゃおめでとう!」



白い手袋をした手で、

音の小さい拍手をして見送りました。





別の日。


公立の進学校、

H高のスクールバスを運転しました。


真っ暗な構内にバスを停め、

運転席で発車を待っていると、

男子生徒が一人、

前扉の外に立っています。



何の用事かと思ってドアを開けると、

前述のAさんの同級生だった

T君でした。


「おお、T君。この学校にいたのか。」


「はい。明後日が共通テストなんです。」


「そうかぁ。どこを狙っているの?」


「国立はテストの点数次第ですけど…。

私学は、……… を受けます。」


「えっ、医者になるの?」


「はい!」


T君は4年生の時に担任しましたが、

そんなに優秀だったとは…😅


「共通テスト、がんばって!

今度会ったら、いい報告をしてね。」


と言って別れました。



教え子のがんばっている姿を見るのは、

教師にとって何よりの喜びです。



自分は年老いていくばかりですが、

代わりに成長していく教え子がいることは、

とても励みになります。



自分の中にも、

アドレナリンが少しみなぎる感じがしました。


教え子は特にですが、

受験生たちが、

希望する進路に進めるよう、

陰ながら応援したいと思います。



がんばれ、受験生‼️