これは、私の体験談。
午後の路線バスに、下校するH小の児童が乗ってきます。
H小は学区が広いため、バス通学する子たちがいます。
バス利用者は、20〜30名程度でしょうか。
H小前のバス停〜バス停Wまで、
小学生は、1人130円の運賃です。
大抵の子は、定期券を持っていますが、
ある男の子(A君とします)は、
いつも現金払いです。
A君、何度か乗せたのですが、
運賃箱に入る小銭が、
どうも『110円』なのです。
運賃箱は、投入金額が自動表示されます。
表示はいつも『110円』。
機械も完璧ではないので、
目視で、気をつけて見ていたけど、
やっぱり『110円』。
正規の運賃130円から、20円不足です。
(勘違いしているのかもなぁ。
親が改定前の運賃を持たせているのかもしれない🤔)
ある日、A君が乗る姿を見た私は、
車内マイクで、整理券を取るように促しました。
A君が降車する時、
整理券と運賃表を見比べさせながら、
「整理券は9番だね。
9番だと大人250円でしょ。
子供は半額の125円だけど、
割り切れない5円は切り上げるので、130円だよ。
次は130円持って来てね。」
と説明し、この日も、
『110円』だけ もらって、
降ろしました。
「ありがとうございました。」
と、お礼を言って降りて行ったA君。
(よし、これで一件落着!)
とホッとしました。
ところが…
その後も、運賃箱の表示は、
またも、『110円』。
実はA君、
「学校に財布を忘れちゃって…。」
と、無賃乗車したことも、
2回 あったのでした。
無い袖は振れないし。
相手は小学生だし。
乗せた者は、降ろさねばならないし。
その時も、
「今日はいいよ。今度は忘れないでね。」
と、鷹揚に対応したのでした。
一人の運転手が、
同時刻に、同じルートのバスを運転するのは、
多くても月に2〜3回程度。
私が運転している時だけで、この調子ですから、
他の運転手の時まで考えると…。
(これは、確信犯かもしれない。
このまま、騙され続けることは、A君のためにならない。)
元教員の使命感?から、
見過ごすわけにはいかない😤!
と思いました。
百均で買ったコイントレー(正式にはカルトンと言うらしいです)を用意しました。
A君が降りるバス停で、
前扉は開けずに、
コイントレーで運賃を受け取りました。
やっぱり『110円』でした。
「H小前からは、130円だよ。」
と、できるだけ感情的にならず、冷静に、
伝えました。
A君は、財布から20円を出して、
その日は、計『130円』支払いました。
でも、次の時は、
またまた『110円』!
この時は、110円しか持ってないというので、
「この前も、言ったよね!
次は130円持って来るんだよ。」
と言って、降ろしました。
ため息です😮💨
以来、まだ、A君を乗せていません。
元教員なので、分かります。
A君は、
お金の勘定ができないような特性を持った子ではありません。
(次に乗せた時は、どう対処しよう。)
正直言って、ちょっと憂鬱です。
運賃をきちんと払おう!
という気になってくれることを祈りつつ😓
