しばらく前の話になりますが、2月の平日休みに、久しぶりに市役所に出向きました。


行き先は、市民税課。


住民税のことについて、直接話を伺いたかったからです。



昨年3月に退職。


住民税がどーんと来るよ、という噂は聞いていたのですが、やっぱり来ていました。


“来ていました”と過去形なのは…



机の整頓をしたところ、昨年6月に市役所から送られてきていた、住民税の振込用紙が見つかったのです!


4期分で4枚ありました。

1期分が約11万円。4期分で約45万円ほどです。


期限内ならコンビニで支払い可能と書いてあります。



あちゃー、期限切れてる…😨



妻宛にも同じ振込用紙が来ていました。

金額は、私よりずっと少ない数万円でした。



ヤバイよー😰



金額に関わらず、公的機関から支払い要求されたものは、疑うことなく、すぐに払わなきゃと思う質(たち)です。



そんなわけで、訪れた、平日の市役所。



市民税課ではなく、隣の納税管理課が直接の担当らしく、お話を聞いてもらいました。


「最近、こちらの振込用紙を見つけたのですが、支払い期限を過ぎてしまっています。どうしたらよいでしょうか?」


窓口で対応してくれた男性職員は、


「では、振込用紙をお借りできますか。」


と、その場でパソコンで調べてくれました。


昔に比べると、市役所の対応も、ずいぶん親切になった気がします。



あっという間に、私個人のデータが検索され、明らかになることに、今さらながら驚き。


「すでに、6月にお支払いされてますね。」


「えっ、そうなんですか!」


妻の分も、同じ時に支払いをしているとのこと。


ホッとするのと同時に、疑問点をいくつか質問すると、それではと、隣の市民税課に案内してくれました。



ここでも、若い男性職員が、丁寧に質問に答えてくれました。


Q: 振込用紙がここあるのに、(私は)どうやって振り込んだのでしょうか?


※まさに、認知症のお年寄りの質問ですね…😅


A: 恐らく、4期を一括で払える振込用紙がもう一枚あったのではないでしょうか。そちらが見当たらないので、一括支払いをされたのでは。


※なるほど、言われてみれば、そんな気がする!


Q: 私は昨年度退職したので、住民税の通知が来るのは理解できるのですが、仕事を続けている妻にも(初めて)来たのは、どうしてでしょう?


A: 昨年、奥様に、給与以外の収入があったのではありませんか?


※あ、あった! あれのことだ。



 生命保険会社に入った教え子との縁で、妻と2人で契約した米ドル建ての終身保険がありました。


円安が続いたため、一度利益確定をしては?と勧められ、臨時収入を得たのが昨年の1月頃でした。


※あの時、教え子と一緒に、e-taxの確定申告をしたっけなぁ。



こうして、税金を払うつもりで、銀行の預金通帳と印鑑まで持っていった私は、臨時支出を免れました。


うれしい反面、大金を支払ったことさえ忘れてしまうようになった自分が、情けなくてがっかりしました😔


最近、記憶力が落ちていることは自覚していたものの、今回はかなり強烈なパンチでした。



これからは、今まで以上に、“記録”をしっかり残していかなくては…と、思った私。


この4月で、59歳になりました。