昨日は終業式。今日から、待ちに待った夏休み!!
これは、市内小中学校の話。もちろん、バス運転士の私には関係ありません😓
昨年度までは、夏休みを心待ちにしていた自分でした。
4月の新学期、子供たちとの新しい出会いの喜び!を上回る緊張感😵💫
子供たちとの関係づくり、保護者との顔合わせ、この機を逃せば1年間が厳しいものになる学級づくり。学校、学年経営も、新しい職員メンバー同士の探り合い。新年度の事務仕事は、この上ない山積み。
出だしの疲れを癒やす間もなく、5・6月は運動会、保護者面談、新体力テスト…などなど、慌ただしく過ぎていきます。
7月に入れば、成績処理に追われ、ようやく迎えるのが終業式!
子供たちから、保護者から解放される夏休み。先生方も、「何とかここまで!」と思ってがんばって来たのでしょう。
お疲れ様です! 夏休み中も原則勤務でしょうが、有給を上手く使って、日頃のお疲れを癒やしていただきたいと思います。
脱線を元に戻しましょう😅
土(日、祝)曜日のバスは、平日と雰囲気が違います。街からして、いつもと違う空気です。
①客層が違う!
当然と言えば当然ですね。郊外の大型商業施設に行く若者集団が増えます。車内のおしゃべりが増え、賑やかな空気になります。子供連れのご家族の姿も見られるようになります。
②時間の流れが穏やか♡
平日は時間との戦いです。朝夕の通勤通学ラッシュに合わせ、バスも込みますし、道も渋滞。みんな急いでいる感があるので、細い道でもバスを優先してくれない(譲ってくれない)し、お客さんもどこかしらピリピリしている。降りた瞬間、駅に向かって走り出すお客さん(遅れてすみません…)。
でも、休日は、時間の束縛から解放された穏やかな雰囲気を感じます。
③運賃はどう払うの?
普段、バスを使っているお客さんは、定期券やシルバーパスを使う方が多いのに対し、休日は相対的に減ります。
ICカード(スマホ画面の定期券を見せたり、スマートウォッチをかざしたりするお客さんもあり、正直言って、私はよく理解できていないので、もし偽物でも、気持ちよくスルーさせていると思います)は常に主流ですが、現金払いの方が目立つようになります。
つまり、珍しくバスに乗った!という方でしょうか?
整理券はどうしたらよいのか分からなくて持って降りてしまったり、小銭がなくて降りる時に両替をして運賃表示とにらめっこしたり…。
驚くのは、290円を支払うのが面倒なのか、「お釣りはいらないよ」とばかりに300円投入して降りる若者が、意外に多いんです。自分はケチなので、酔っ払って気が大きくなっていなければ、やらないなぁと思います(笑)。
行きたい店と違う方向のバスに乗ってしまった若い女性のお客さん(就職先の面接に行くような感じでした)を終点までお乗せして、次の方法を一緒に考えたり(結局、タクシーを呼ぶことになりました)、
出発待ちの時間に、私の父と同い年(89歳)の奥様と、まだ自転車に乗られているお話や、土日は近くに住む子供や孫が来て食事の支度が大変だというお話(もちろん、生きがいでもあるそうです)、独り旅が好きで仙台まで行かれたお話をしたりと、
バス運転士となって初めて、お客さんと触れ合う時間を持てた土曜日でもありました。