退職してひと月。何もしない無職期間、時間がたっぷりとある中で、いろいろなことができました。そのひとつが、テレビキャンセラーなるものの取り付けでした。


現在愛用している自家用車は、購入後、まだ半年ほどですが、購入費用を抑えるために、テレビは付けないつもりでしたが、テレビ好きの妻の希望で付けました。もちろん、停車中のみ、テレビを見ることができます。


車の走行中も、テレビを見ることができるようになる装置を、自分で取り付けてみました。業者に依頼すれば、数万円。自分で取り付けると数千円。


取り付け方法をYouTubeの動画で研究し、中国製だろう安いキットをAmazonで購入。
動画の記憶を頼りに、カーナビのモニターを外し、配線途中にキットを挿入します。テレビとナビの切り替えスイッチを、配線の裏側を通してハンドル下から出す作業に、最も手こずりました。モニターを元に戻して、完成です。

(ああ、ストレスがない…。)

早速、テレビをつけながら走行してみました。

(おお、走っていても、画面はテレビのまま!)

テレビキャンセラーをつけてよかった、と感じた時。
その① 料理番組。料理は見た目。作っている時の音を聞いたら、見たくなります。できあがりの盛り付けなどは極め付けですね。
その② スポーツ中継。野球のラジオ実況を聴いている時は、結果さえ伝われば満足していたのに、テレビで画像が流れていると思うと、その瞬間をやっぱり見たくなります。バスケとか、ラグビーとか、実況を聞いても目に浮かばないスポーツ(だから、ラジオで放送しないのかな)は、もっとそうだろうと思います。

道交法上、運転中は決して画面を注視してはなりません。もちろんこれは、絶対に守ります!


その上で、ちらちらと、一瞬だけでも、見たい映像を目にできることは、幸せです。