駅でバスの発車待ち。
発車まで、あと5分弱。
メガネを外して運転席に座っていると
開いている前扉の外に
2人の女性が立っています。
よくは覚えていませんが
奇抜な髪、服装の子たちではありませんでした。
「せんせー!」
そのうちの1人が
大きな声で呼んでいます。
慌ててメガネをかけ
その子の顔を見ましたが…
誰???
「サキだよ!」(仮名)
その子が名乗ってくれて
やっと
わかりました!!
かつて四年生で担任した
サキさんでした。
すでにお客さんが乗っているので
運転席を飛び降りました。
↑ この記事の兄さん(Rくん)の妹です。
「おーっ、よくわかったね!」
〜中略〜
「前にRが会ったって言ってた。」
「うん。会った、会った!」
もう3年も前のことになりますが…。
この時
「サキが会いたがってたよ。」
と言っていたRくん。
その妹・サキさんと
やっと会えたのでした。
サキさんは
昔で言うと “スケバン”
のようなイメージの子でした。
自由奔放で
思ったことをすぐ口にします。
「ばっかじゃねえの!」
「はぁー、ありえねー。」
みたいなことを
大きな声で言うので
決して扱いやすい子とは言えません。
特に、枠からはみ出ることを嫌う
ベテランの女性教師には
煙たがられていました。
その一方で
誰に対しても(教師含む)遠慮しないかわりに
誰に対しても平等で
存在を無視しない。
弱い者いじめ
授業妨害はしない。
裏表のないさっぱりとした人柄に
好感が持てる子でした。
「サキさぁ、看護士になるんだ。」
「えーっ、そうなの!
どこかに通ってるの?」
「◯◯大の1年生。」
※近隣の、看護学科がある大学です。
「へぇ、すごいな。
何年間行くの?」
「4年間。
もうねぇ、疲れた。」
「そんなこと言わんで。」
「もう帰る。
先生、がんばってね。」
「ありがとう!
サキもがんばれ!」
一緒にいたお友達が
こちらに軽くお辞儀をしてくれて
2人は去っていきました。
やんちゃだったサキさんが
人のために看護を学ぶ道に進んだことを
とてもうれしく思いました。
この気持ちを誰かに伝えたくて
六年生の時の担任(今は教育委員会の男性教師)に
サキさんに会ったことをメールしました。
「サキは口は悪いけれど、面倒見はいいから、ぴったりかもしれませんね。厳しい看護士になりそうですが。」
と返信がありました。
同感です。
私もいつか高齢者として
病院のお世話になる時が来て
「ほら、おじいちゃん!
がんばって立ちな!」
「ちょっと痛いよ。
がまんして!」💉
なーんて感じで
口調は強いが、面倒見のよい
サキ看護士 のお世話になることが
あるかもしれません。
自分が年老いてしまっても
教え子のがんばって働く姿
成長して人助けをする姿を見たら
自分のこれまでの人生に
少しは意味が感じられそうな気がします。
まぁ、できれば
看護士さんのお世話にならないのが
一番だけどね😅
