運動会は、

欠かすことのできない、一大学校行事です。


私が小学生の時は、「春の小運動会」と「秋の大運動会」!

年に2回も、運動会をやっていた覚えがあります。


運動が苦手だった私には、さぞありがたくない時代でした😅



やがて、秋の1回だけとなり、

熱中症対策で春実施となり、

コロナ禍にあっては中止となり


コロナを機に精選された行事もありますが、

運動会は、保護者や地域からの要望も大きく、

教員間でも、やめよう!という空気にはなりませんでした。



さて、そんな運動会。


子供たちにとっても、教員にとっても、

とても有意義な行事に違いありません。


一方で、

保護者が一堂に会する衆人環視の中、


完成度の高い感動的な演技を見せたり、

各担任が指導力をかけて他クラスと勝敗を競ったりするのですから、


その準備や練習には、かなりの労力、エネルギーを要する行事でもあります。


加えて、近頃では、

参観する保護者に対しても、

すごーく エネルギーを使っている!

のです。




まずは、定番の 席取り



運動会前日。


教職員が運動場のラインを引いたり、テントを立てたり、児童の応援席を作ったりしている最中に、

保護者の皆さんが敷地内に入ってきます。



さすがに、フィールド内までは侵入しないものの、

知らない間に、運動場のあちらこちらに、ブルーシートが

どこから運んでくるのか、大きな石がのせてあったりします。


近年は、キャンプ場と見間違えるような、

デイテントやタープ、パラソルなどを設置する保護者も見られました。


校舎付近の渡り廊下や、

児童が出入りする児童玄関のコンクリート部分にも、

平気でシートを広げ、こちらは養生テープで貼り付けていきます。



当然ながら、教職員はまだ勤務中。


運動会を翌日に控えて、大忙しの最中。



運動場に、スプリンクラーで仕上げの散水をしようにも、ブルーシートに気を遣わざるを得ません。


戸締り当番の先生が、渡り廊下を通行して隣の校舎に行こうにも、

しっかりと張られたレジャーシートで、通行困難な状況に




やれやれ〜😮‍💨



管理職を筆頭に、学校の教職員は、こんなところでも保護者、地域対応に追われるのです。



事前にお便りやメールを発行して、


場所取りの自粛や、


時間と場所の限定をお願いしたり、


パラソルやテントは他の方の視界を遮るから禁止!

(言われなくとも常識的に考えて欲しいところなのですが


と周知したり。



ブルーシート等をお断りする、

ロープや貼り紙の準備と設置までしなくてはならないのです。



子供たちへの指導は致し方ないとして、参観に来る大人たちへの気遣いは、まさに雑務!


教員の雑務を増やし、忙しくさせているのは、国や行政ばかりでは、ないのです…😔





※ 運動会シリーズは、次回に続きます。