TAKUI

 

 

僕が20代後半を捧げたパンクロッカーですニコニコ

 

V系を追いかける日々の中、彼だけは僕の中で別枠でした。

書きたかった。でも書けなかった。ここはV系ブログなので。

 

 

...あれ?

 

徳永?

槇原?

 

 

 

・・・書こう
 

 

<中島卓偉 25TH ANNIVERSARY Volume.3 TAKUI SONGS ONLY 1999~2005 TAKUI THE BEST TOUR>

昼公演に行ってきました。

最近ネットを見たらCD出すの最後とか。歌い手を辞めるのかな?なんて思っていたところにTAKUIベストliveの知らせ。相方がチケット取ってくれたのでワクワクでこの日を待ちました。17年ぶり!?曲覚えてるかな??

 

 

 

 

・・・その前に僕とTAKUIの回顧録。
あの日の書きたいを叶えよう口笛

 

1999年。いつもの様に新宿ライカエジソンにV系の新譜を買いに行くと、店内ではトークイベントが行われていました。貼り出されてるチラシを見て「好みじゃねえ」と帰宅。それがTAKUIデビューシングル「トライアングル」のレコ発イベントだと知ったのはだいぶ後になってから。

 

ファンになったのはシングル『FREE FOR FREE』から。深夜番組でプロモが流れてなんだこりゃ!!!と即買い。メジャー感たっぷりの疾走感溢れるキラーチューンです。これが売れないなら売れるってナンだと思うくらいこの曲が好きでした。

TAKUIってビートルズ好きだったりジャンルがパンクだったりするくせに、日本語がめちゃくちゃ綺麗なんですよね。詞に文学的で哲学的な香りがある。

 

水面下から這い上がり
地に足を着けた日から
結果を問われたとしても

心臓が生きている

色と目論見を変えて
新しい酸素を探すよ

 

…何でしょう。力強いのにとてもとてもとても丁寧に言葉を紡いでいるのがわかる。フィルターをかけるでなく自分の中から自然に産まれてくる言葉がこんなにカッコいいなんて…ロックの申し子としか思えない。好き。もう大好き。

 

そしてカップリング『BLACKSIDE IN THE MIRROR』。バケモノ級の超名曲です。渋すぎる歌詞とイカした旋律で、男ファンなら絶対に好きな曲トップ5に入れるであろう曲です。あまりにカッコよすぎて他に作家がいるんじゃないかと思いました(失礼)。

 

そこから『Calling You』『FORK IN THE ROAD』と畳みかけるように美味しい音源をリリース。PVもちゃんとお金がかかっており、彼の歩むであろう成功への道が僕にもファンにも見えていました。加えてシングルをアルバムに入れないという拘りもファン心理を巧みに突いてきます。刺さります。にくい。にくすぎる。

 

ちなみに『ピアス』は僕の知る中で最高のラブソング。歌い出したら涙腺の制御は効きません。グチャグチャです。


パンクな曲も生き方も非常にカッコいいのですが、彼の最大の魅力・・・それはバラードです。この人のバラードは本当に胸を打ちます。もし爆発的に売れるとしたらバラードに違いないと思っていました。陳腐な言い方になりますが・・・彼、歌が上手いんです。日本一なんです。

紛れもないバラードの帝王です。

 

パンクロックなんて全く注目されていない時代。無風の中を声と楽曲の良さだけでまっすぐ突き進む本物のロックスター。夢中です。

 

 

ライブもよく行きました。遠征もしたな。

いつだったか・・・地方でバースデーライブがあり、おバカさんはノーマルタイヤで雪の高速に突入。途中で身動きが取れなくなりJAFを呼び。2時間遅れで到着した会場にはすでに警備の人もおらず。中に入ると当然もぬけの殻。「楽しかったろうなぁ」というオーディエンス達の熱の残りを感じながら空っぽのフロアの真ん中で立ち尽くしたっけ。
 

 

 

そういやアンコールのあとで「シーッ!」とみんなを黙らせ、静まり返った会場にマイクを使わず生声で

 

「俺がタクイだ!」

 

と叫ぶのが定番でした。あの姿は本当にカッコよかった・・・ニコニコ

 

小さいハコだけでなく広いとこでは渋谷公会堂や野外音楽堂、個人的には今は無き渋谷AXがすごく似合ってたな。当時のサポートギター坂本さんがSPVのサポートも兼任していた関係でTAKUI渋公のトイレでカズシに会い、帰り道で森重さんを見るという奇跡も起こりました。なんて贅沢な日々よ。

彼が公言していた武道館公演も、きっとそう遠くない未来に叶うものだと確信していました。デビュー前のアイドルやヒッチハイク芸人が立った安っっっすい武道館ではありません。ロックスターしか立つ事の出来ないあの輝かしい特別な武道館のステージです。

ROUAGEが2回も立てたんだもの。TAKUIが立つのは必然でした。

あのステージで「俺がタクイだ!」が聞けると信じていました。

 

2005-2006のO-EASTの年越しライブが最後かな…『中島卓偉』名義の楽曲を聴いた時、スッと熱が冷めたのはよく覚えています。

 

 

さて
あの日の熱を取り戻そう

 

<中島卓偉 25TH ANNIVERSARY Volume.3 TAKUI SONGS ONLY 1999~2005 TAKUI THE BEST TOUR>

DAY

 

2024.5.12 東京Veats Shibuya

 

M01. UP TO DATE
デンデデ
デンデデ
デンデデ

懐かしいイントロで発火!
ICUを根城に生きる紛い物が溢れるこの世界で、彼は1000万にひとりのエンターテイナーなのですよ。言葉の意味はよくわかりませんが、とにかく凄い自信なのは伝わるぜ。
ニュークリアソニックパーンク!

 

M02. ROCK THE FUTURE
好き!

 

M03. 太陽が沈む前に
B面のこっちが好きでした
ライブ映えする曲だよねぇ

 

M04. TRUE MIND
うわー好き
この頃だよ追っかけてたの
定番の腕の振りが大嫌いだったけど
ちゃんとやれる歳になりましたよ。

 

M05. DESTINATION
メジャー感が
いいのです

 

M06. (it’s gonna be) OK
ねーいーじゃん♪が嫌いだったけど

今は心からいーじゃんと思えます。

 

M07. POWER TO THE MUSIC
好き好き。

 

M08. PASSION HIP LADY
お尻を降るのだ。なりふりかまわず。

 

M09. 蜃気楼
擦りきれるほど見たわPV。

 

M10. RE-SET
シングルだ!ザ、シングルだ。

 

M11. トライアングル
テクノだ。

 

M12. Calling You
これを好きにならなくてどうする
どうにもならない名曲だわ

 

M13. OH MY DARLING
ライトに乗れるやはり名曲よ

 

M14. FREE FOR FREE
この曲が俺の男の子の部分を存分に満たしてくれたからこそ、安心してビジュアル系の女子的耽美な世界に没入できたわけで。バランスって大事。全部がツボ。日本語のステキさが彼のパンク魂で未知なる域に引き上げられてる。

 

M15. SPARKLE MAN
このせいで1週間首がバキバキ

 

M16. PUNK
キャデラックに興味は無いが
幸せ。

 

M17. ひとりになることが怖かった
寂しがり屋め!素敵だ!
 

 

まだバリバリ現役じゃないか!ココから武道館目指そう❗️どっかの○春と違ってTAKUIと中島卓偉で住み分けが出来ているのだから、TAKUI名義でシングルなんてどうでしょう。もちろんアルバムの方が嬉しいぞ!

心臓が生きているよ!新しい酸素を探そうよ!

 

 

トーク
事務所と色んな事があったのだな
でも言わなくていいぞ

そうか子供がいるのか。てか結婚してたのか
時の流れを感じる

 

 

 

あー楽しかった!夜講演も見たかったけど。当日券ありそうだったけど。キリがなくなるからやめ。昼しか聞けなかった曲の特別感を感じながら帰宅!

 

またいつかチュー