イタリアからの風―7月9日 Nueve de Julio(ヌエベ・デ・フリオ)― | 無縁(むえん)の縁(ふち)から

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老いた母と暮らす夫なし・子なしのフリーランスライター。「真っ当なアウトサイダー」は年を重ねる毎に生きづらくなるばかり。自身の避難所(アジール)になるよう、日々のつぶやきを掲載します。とはいえ、基本「サザエさん」なので面白おかしく綴ります。たまに毒舌あり。

 

https://www.youtube.com/watch?v=VpnE62RB_Ps

 

明日7月9日は私の誕生日。草彅剛くんと誕生日が同じ、というのは私の大いなる自慢の一つ(笑)。

 

アルゼンチンタンゴを始めるまで全く知らなかったのだが、1816年7月9日はアルゼンチンの独立記念日でもある。アルゼンチンの首都・ブエノスアイレスには、「7月9日大通り」という片側7車線というとんでもなく広い道路があるらしい。

 

アルゼンチンタンゴの曲に、「7月9日~Nueve de Julio」という曲がある。

ヴァイオリン奏者で、オルケスタ・ティピカの指揮者であるファン・ダリエンソが作曲した。ファン・ダリエンソは「リズムの王様」と呼ばれている。

 

その昔、大学の偉い先生に、「アルゼンチンは、イタリアとスペインからの移民が多いのだけれど、タンゴの作曲者はイタリア系のルーツ、作詞者はスペイン系のルーツを持つ人が多い」と聞いたことがある。

 

ブエノスアイレスで生まれたファン・ダリエンソの父もまた、イタリアからの移民だ。