いしだあゆみさん、旅立つ・・・ | VBCテレビブログ放送

いしだあゆみさん、旅立つ・・・

♪ブルー・ライト・ヨコハマ や ♪あなたならどうする 等といったヒット曲で知られたほか、女優としても大活躍された、いしだあゆみさんが去る3月11日、76歳で旅立たれました・・・。

当地(秋田県)でロケが行われた映画「室井慎次 敗れざる者」・「室井慎次 生き続ける者」(東宝系/'24年)が最後の映画出演作になったそうで、当地の地元紙(秋田魁新報)でも大々的に報じられておりました。

当局的には映画「日本沈没」(東宝系/'73年)でメインヒロインの阿部玲子役を演じられたのが印象的で、小野寺俊夫役を演じた藤岡弘さんがラブシーンに手馴れておらず、リードして貰ったと述懐されておりましたね。

私生活では、ショーケンことは萩原健一さんとパートナー(未入籍)だったことがあったのも印象的でした。

実母に旅立たれて以降、"断捨離"をし続け、残ったのは皿一枚とコーヒーカップ1個のみだった・・・とも伝えられておりましたが、甲状腺機能低下症による旅立ちで近年、極端に痩せていたことからもっと早く適宜な治療を受けていれば旅立ちは防げていたかもしれません。甲状腺機能の低下は、適宜な治療・服薬をしていれば防げる病気だそうで、近年の断捨離ぶりからもしかしたら自らの人生を既に割り切っていたのかもしれませんね・・・。

意外にも、"ザ・ドリフターズ"が所属していることで著名なイザワオフィス所属にして、ドリフ系のコント番組への出演率は低かったと思います。

変わったところでは、千葉真一さんの大ファンで「キイハンター」(TBS系/'68~'73年)をこよなく愛されていたという。

実は当局の亡父が熱狂的な大ファンで、今みたいにインターネット等が全く無かった時代に単身、上京して河田町にあった頃のフジテレビまで赴き"出待ち"をしたことがあったという。当時まだ秋田新幹線すら無かった時代で、上京するだけでも一難儀だった頃、よくフジテレビ前で『出てくる』と分かって出待ちしたものだと、今更ながら感心しております。


どのコント番組か不明ですが、『ノゾキ見注意』なるヘンな立て看板が掲げられたスタジオセットで♪ブルー・ライト・ヨコハマ を歌われていたのが特に印象に残っております・・・ご冥福をお祈り致します。






映画「日本沈没」の1シーンより。この映画での演技ぶりが高く評価されて後に俳優活動が活発化していったとか。/Copyright (C)TOHO CO.,LTD.All Rights Reserved.