'24年限りでチームを去った選手・首脳陣を取り上げるシリーズ。今回は、横浜DeNAベイスターズ編!(育)は育成契約選手です。
小池 正晃 一軍外野守備コーチ→退団~中日二軍打撃統括コーチ
嶋村 一輝 二軍打撃コーチ→退団~オリックス一軍打撃コーチ
下園 辰哉 二軍打撃コーチ→退団~楽天二軍打撃コーチ
鶴岡 一成 二軍バッテリーコーチ→退団
東野 峻 二軍投手アシスタントコーチ→退団
濱口 遥大 投手→トレードでソフトバンクへ移籍
上茶谷 大河 投手→現役ドラフトでソフトバンクへ移籍
三浦 銀二 投手→戦力外
橋本 達弥 投手→自由契約~育成再契約
深沢 鳳介 投手→自由契約~育成再契約
石川 達也 投手→戦力外~巨人へ移籍
J.B.ウェンデルケン 投手→自由契約
高田 琢登 投手→戦力外~オイシックス入団
上甲 凌大 捕手→自由契約~育成再契約
大和 内野手→戦力外
西浦 直亨 内野手→引退~ヤクルト二軍野手兼育成担当コーチ
西巻 賢二 内野手→自由契約~育成再契約
マイク・フォード 内野手→自由契約
大田 泰示 外野手→戦力外~引退
楠本 泰史 外野手→戦力外~阪神へ移籍
(育)ウィルニー・モロン 投手→戦力外
(育)渡辺 明貴 投手→自由契約
(育)アレクサンダー・マルティネス 投手→戦力外
(育)小深田 大地 内野手→戦力外
(育)村川 凪 外野手→戦力外~引退
一軍は3位からの下剋上で日本一!二軍もイースタン・リーグ優勝からの日本一となりましたが、二軍の首脳陣の入れ替えが多めです。嶋村・下園の両二軍打撃コーチは、パ・リーグへ移籍することに。東野コーチは'15年の現役引退後、打撃投手やスコアラー等の裏方としてチームに君臨し続けようやく現場復帰も、僅か1年で退団へ。
'24年のパ・リーグ覇者のソフトバンクへ2投手が移籍したのも特徴的!DeNAも、さほど投手陣が威張る程良くないチームとはいえ、よく出したなと。その点ではリリーフの雄だったウェンデルケンもしかりですが、こちらは契約面で代理人サイドとの交渉が不調に終わったか?
入団2~4年で戦力外となるも辛うじて育成再契約でクビの皮一枚繋がった橋本・深沢・上甲・西巻はまだ良かったのかもしれませんが、大卒入団3年で戦力外となった三浦は二軍でも17試合の登板で防御率8.62と散々だったので、プロの水に馴染めなかったのかもしれません。
石川がナゾなんですけどね・・・'24年は一軍で15試合の登板で防御率1.93。二軍でも28試合4勝2敗・防御率2.84。'23年も一軍で28試合の登板で防御率1.97だった地元・横浜高出身の左のリリーバーでしたが、何かあったのでしょうか?イの一番で獲得した巨人は、漁夫の利を得たか?
髙田は二軍ですら13試合4敗・防御率8.55と散々でしたが、オイシックス入団で変身出来るか?
大和・西浦は若手内野手の台頭もあり予想通りの戦力外でしたが、西浦は僅か1年ちょっとのDeNA在籍に終わり、早々に古巣・ヤクルトへコーチ就任で出戻り。
'24シーズン途中に緊急獲得したフォードは一軍では僅か6試合の出場に留まり僅か1本塁打に終わるも、二軍では41試合の出場で打率.211ながらチームトップの8本塁打!
かつて二桁本塁打を経験したこともあるチームきっての和製大砲だった大田は、二軍でも70試合の出場で僅か1本塁打・・・まだ34歳だったとはいえ、引退やむなしか。
楠本は'22~'23年に掛けて2年続けて94試合の一軍出場を果たすも、'24年は僅か18試合の一軍出場に留まり戦力外に。DeNAでは代打要員として活躍していたこともあり、打線の良くない阪神で復活なるか?
育成契約選手では'24年に入団したばかりのモロンとマルティネスが、揃って1年で退団へ。モロンは一度も実戦出場機会すら無く、マルティネスは僅か2試合の登板のみと、育成しきれず。
渡辺もナゾの退団で、二軍ではチーム最多の48試合の登板でナンと7勝9S!イースタン・リーグ優勝試合では胴上げ投手になった程でしたが、シーズン終了後に『自主的に退団』したという・・・何か、やらかしたのか?
育成契約選手では、シーズン途中に入団5年目だったディアスが遂に支配下選手登録に昇格も、他は総じて育成しきれていませんね・・・。
■次回の「'24惜別!野球人」は、1月9日(木)午後0時からお送りします。