かつての特撮ヒーロー俳優は晩年"悪役"が多かった説 | VBCテレビブログ放送

かつての特撮ヒーロー俳優は晩年"悪役"が多かった説

近年の特撮ヒーロードラマの主演俳優は違うのでしょうが、昭和時代の特撮ヒーロードラマの出演俳優は、その後、悪役を演じる機会が多かった印象があります。

最たる例は、「キャプテンウルトラ」(TBS系/'67年)の主演を務めた中田博久さんでしょうか。「キャプテンウルトラ」では、主演を務めた"正義の味方"もその後の出演ドラマの"殆ど"は悪人ばっかり!元々いかつい表情で、むしろ正義の味方をやっていた事自体、『シンジラレナァ~イ!』(byトレイ・ヒルマン)状態でした。

「ウルトラマン」(TBS系/'66~'67年)の"ハヤタ隊員"で一躍ブレイクした黒部進さんも、「ウルトラマン」以降は悪人が目立ちました。この方も比較的いかつい表情で、今となってはむしろ"正義の味方"役だったのが『シンジラレナァ~イ!』(byトレイ・ヒルマン)状態でした。次女で一時期女優活動をされていた吉本多香美さんは、美人でしたが・・・。

「仮面ライダーV3」(NET系/'73~'74年)をはじめ、数多くの特撮ドラマのヒーロー役で名を馳せた宮内洋さんや、「仮面ライダーストロンガー」(NET系/'75年)ほか特撮ドラマでの出演率が高かった荒木しげるさんは、刑事ドラマでの刑事役も印象的だった一方、2時間ドラマでは割と悪役も多かったような・・・。

当局、特に「特捜最前線」(テレビ朝日系/'77~'87年)で荒木しげるさん演じる津上刑事のファンだったので、2時間ドラマで悪役をやられていたのを観た時はエラくショックを受けたものです。

「帰ってきたウルトラマン」(TBS系/'71~'72年)で岸田文夫役で人気を博した西田健さんも、悪役メインでしたね・・・。


他にも調べればまだまだありましょうが、全般的に特撮ドラマで"正義の味方"を演じられていた俳優さんはその後、悪役での立ち回りが多かった気がします。






今となってはこんないかつい表情の"正義の味方"は居ないでしょうが・・・中田博久さんと後方に映っているのは、アノ小林稔侍さん!小林稔侍さんも、悪役が多かったね。/(C)東映