ニッポン放送、鶴光師匠の番組が『低俗』だと謝罪す | VBCテレビブログ放送
2024年07月02日(火) 03時00分00秒

ニッポン放送、鶴光師匠の番組が『低俗』だと謝罪す

テーマ:ラジオ聴き語り
ニッポン放送は去る6月17日、落語家・笑福亭鶴光さんがパーソナリティを務めた番組内で放送した替え歌が『あまりに低俗であり、公共の電波で流すには著しく不適切なものでした。』と謝罪しました。

ニッポン放送の公式HPによれば、'24年3月15日放送のNRN系全国ネット番組「鶴光の噂のゴールデンリクエスト」内でピンク・レディーの複数曲の替え歌を放送しましたが電波で流すには低俗過ぎて、不適切にも程があったという。

ニッポン放送では

『当該放送を聴かれて不快に思われたリスナーの方も多数いらっしゃると思います。何より、往年の名曲を手掛けられた作曲家の都倉俊一先生、作詞家の阿久悠先生をはじめとするご関係者の皆様に多大なご迷惑、ご不快をかけるものでした。

また、番組の出演者の皆様にもご迷惑をお掛けしてしまいました。今後は、公共的機能を有するラジオ放送局としての責務、自覚を強く持ち、務めを果たして参ります所存です。』とお詫びしました。

笑福亭鶴光さんといえば、'74年に放送開始した「オールナイト・ニッポン」での下ネタだらけの放送が代名詞でした。

ネット上では

『生きづらい世の中になった』

『鶴光師匠に何を求めとんねん』

『鶴光に適切を求めるな』

『番組持たせといて何を今更』

『不適切と思うなら聞くなって話よ』

等と笑福亭鶴光師匠を擁護する発言があった一方、

『下ネタが芸というのがよくわらかん』

『鶴光のラジオに品行方正を求める世の中はあまりにも寂しい』

『いつものことか』

という意見も。

鶴光師匠の番組は、プロ野球シーズンオフ期間中にゴールデン帯で全国ネット放送されるので当局も聴く機会がありましたが・・・まぁ、やっぱりキワドいトーク内容なんですよねぇ・・・。好き嫌いはありましょうが、『下ネタはプロの芸じゃない』という欽ちゃんの教えを受けた当局としては、ちょっとね・・・。

今回は番組内で流したピンク・レディーの"替え歌"についての謝罪でしたが、謝罪文にはピンク・レディーへの謝罪は一切無いのが不自然です。戸倉俊一・文化庁長官(元・日本音楽著作権協会会長)側から、何らかの物言いがあった事への謝罪だったのではないでしょうか。阿久悠氏は、鬼籍に入られて久しいし・・・。


深夜放送だったらさほど問題視されなかったのかもしれませんが、より多くのリスナーが聴ける様な時間帯での放送だったことで、むしろ鶴光師匠が思わぬとばっちりを受けてしまった可能性があるのかと?プロ野球シーズンオフ期間中の平日ゴールデン帯は、NRN系全国ネットで多くのリスナーの耳に入り易いことで、やはりキワドい放送内容の番組は避けた方が得策なのかもしれません・・・。






笑福亭鶴光師匠。やはり今の時代には、キワドい下ネタは通じにくいようで・・・。/Copyright (C) 2024 日刊スポーツ新聞社