6月20日(木)の見もの~秋田県編 | VBCテレビブログ放送

6月20日(木)の見もの~秋田県編

今回は、本日の秋田県の民放局プラスIBCテレビ(岩手放送)の編成を深堀り!秋田県在住者以外の皆様には面白味が無いかもしれませんが、割と秋田県以外でも共通する部分があるかと?

【ABS秋田放送】・・・日本テレビ系
15:50~19:00 news every.

午後3時50分から6時15分迄、キー局同時ネット編成とキー局との関係が微妙なABS秋田放送らしからぬ編成ですが、実は東北の日本テレビ系列局で午後3時50分から午後6時15分迄キー局同時ネット編成をしているのはABS秋田放送のみ・・・イコール『ABS秋田放送以外の東北の日本テレビ系列局は全て午後4~5時台にローカル生帯番組を放送している』ということになります。

かつてABS秋田放送でも、'90年代半ばに他の日本テレビ系列局同様、STV札幌テレビの「どさんこワイド」に続け!とばかりにローカル生帯番組を立ち上げるも放送開始から14年目に撤退。その後は、月~水曜午後4時台を帯ドラマ枠(「ヨンチャンドラマシアター」)として、主にTBS系・テレビ東京系の新作ドラマの集中時差ネット枠となり大変重宝していたのですが、ドラマすら買えなくなる程財政事情が悪化したか、数年前からはキー局同時ネット編成に・・・。

ドラマすら買うのがはばかられる程ですから、当然、ローカル生帯番組なぞ夢のまた夢・・・。中堅どころの実力派アナウンサーの退社も相次ぎ、局舎移転に伴う資金難に加えて人材難の局でもありますね・・・。『東北の日本テレビ系列局でABS秋田放送だけ(ローカル生帯番組を)やっていない』と捉えるとカドが立ちますが、どうせやってもツマらない内容になってしまうのは、金曜夕方に生放送されている「えびステ」で証明済みなので、だったらキー局同時ネット編成でも良いという。

スミマセン!ウチのブログ放送ってABS秋田放送の関係者様が密かに覗きに来ているようで毒を吐く当局も心苦しいのですが、『愛ある喝!』だと思って下されば幸いです・・・「ヨンチャンドラマシアター」枠の復活に期待してます♡何もローカル生帯番組だけが、地方局じゃないので!AKT秋田テレビでも「げつ→きん420」('16~'17年)がコケたでしょう・・・青森県や宮城県と同じ事やっても、上手くいきませんよ。

【AKT秋田テレビ】・・・フジテレビ系
14:50~15:45 ブルーモーメント(再)

6月いっぱいまで、水曜午後10時から放送中の新作ドラマを早くも再放送!『最終回、まだ間に合う!』という宣伝がてらの再放送なのでしょうが、実は秋田県内の民放局でこういった『追い掛け再放送』編成は初めてだったりします。だったら、他のドラマも・・・とはいかないか。「ブルーモーメント」はそれだけ視聴率が悪い?

他のフジテレビ系列局でも、同じ様な編成やってます?キー局では「古畑任三郎」シリーズ('94~'99年)の再放送で話題のようですが・・・。

【AAB秋田朝日放送】・・・テレビ朝日系
14:50~15:45 科捜研の女19(再)
15:50~16:45 相棒 season2(再)

『テレビ朝日系列局あるある』な再放送編成ですが、せっかく帯ドラマ枠が2枠もありながら、面白味が無い!というのは、上記の2番組は何れも何度も再放送され続けている『アキる程再放送されまくっている』からです。しかも、最終回を迎えてもラテ欄には(終)マークの表記が一切出ず、知らぬ間に別のドラマの再放送に切り替えられてしまうという手抜きも手抜き!な対応です。大喝!だ。

こういった事は、隣県のテレビ朝日系列局でも散見されますが、AAB秋田朝日放送をはじめ"平成新局"のテレビ朝日系列局の多くは、せっかくの帯ドラマ枠でも再放送されるのは「相棒」・「科捜研の女」・「臨場」・「警視庁捜査一課長」・「その男、副署長」・「遺留捜査」・「おみやさん」・「特捜9」ばかり。しかも、初回&最終回SPは飛ばして再放送されるケースが多いのも喝!だ。

キー局ベッタリでありながら、火・木曜午後9時台のドラマ枠や週末午後11時台のドラマの再放送は本放送当時の視聴率が良い作品でも『一切再放送しない』のも喝!です。

これでも、開局間もない頃は他局系列の人気番組のリピート放送にかなりお熱で、「あぶない刑事」シリーズ(日本テレビ系/'86~'89年)やら「Gメン'75」(TBS系/'75~'82年※但し第152話迄のリピート放送)やら「科学忍者隊ガッチャマン」シリーズ(フジテレビ系/'72~'80年)ほか、今ではサカダチしたって有り得ない位の編成クオリティーでした・・・。

【IBCテレビ】・・・TBS系
24:59~25:28 五等分の花嫁II(終)(再)

まさかの再放送編成!でしたが、キー局同時ネットによるアニメの再放送編成というのもIBCテレビでは極めて異例です。しかし、どうせならシリーズ1作目から再放送して貰いたかったものですが、近年のIBCテレビの平日深夜編成はかなりキー局寄りとなった反面、一時期『青少年に見てもらいたい』番組に指定していた「東大王」は意地でもやらないんですね・・・。

いや!IBCテレビは「東大王」より、「出没!アド街ック天国」(テレビ東京系)とか「ねこ自慢」(BS-TBS)を穴埋め編成する局です!キー局と付かず離れず・・・これこそ"IBCスピリッツ"だ!まさか、『アニメ大好き♡』の川島有貴アナウンサーの意向もあります?(IBC岩手放送の関係者様もどうもウチのブログ放送を覗いているらしいので・・・土曜朝の「道との遭遇」楽しみに観てます!)






AKT秋田テレビでは"25分遅れ"での時差ネットだった「ノイタミナ うる星やつら」。直前の時間帯に「マルコポロリ!」(KTV関西テレビほか)が時差ネット編成されているのが原因です。/(C)高橋留美子・小学館/アニメ「うる星やつら」製作委員会