花のあすか組! | VBCテレビブログ放送

花のあすか組!

今回は、懐かしのドラマ番組を特集!フジテレビ系にて'88年4月11日から9月26日まで全23回、毎週月曜午後7時30分から7時58分までという今では有り得ない時間帯で、東映制作にて放送されました。

モトをたどれば高口里純原作の同名漫画(KADOKAWA・刊)をドラマ化したもので、東映・フジテレビにとっては、「スケバン刑事」シリーズ('85~'87年)→「少女コマンドーIZUMI」('87~'88年)に続く、"戦う女学生"モノのドラマとなりました。

全国の裏番長の連合組織=全中裏による恐怖と暴力の支配が開始され、既に全国の8割の中学校がその手中に収められていた中、ただ一人、その邪悪なる野望を打ち砕くべく、弁天中学に転校してきた九楽あすか(演・小高恵美)が反旗を翻し、たった一人で『あすか組』を旗揚げして学校にはびこる悪と対峙していくさまを描いたアクション・ヒロインドラマ!

若かりし頃の和久井映見さんが"風林火山の火"役で出られていたドラマとしても、有名?元・NHKアナウンサーだった中西龍(りょう)氏(故人)がナレーションを担当しておりました。

ドラマ版は原作と一部の設定が異なっており、番組序盤はシビアなハード路線も、第7話から路線が変更され、ストーリーの進展であすかと親しくなる堂本ミコ(演・小沢なつき)が惚れっぽいキャラクターとなりコメディ担当となったほか、ドラマオリジナルキャラクターの香月はるみ(演・石田ひかり)も含めた3人の友情要素が重視された展開となっていった上、"あすか語録"をフィーチャーしたり、軽いネタを挿入したりといったアレンジが施されていったという・・・今だと、原作者によっては文句を言う展開にもなりかねない?自ら命まで絶った原作者も居ましたからね・・・。

BaBeの歌う主題歌♪Get a Chance! もノリが良くて印象的でした!この曲はヒットしたんじゃないかなぁ?


ただ、当時の同枠は"ローカルセールス枠"で未ネットのフジテレビ系列局もあったという。当時、当地のAKT秋田テレビ(フジテレビ系)は決まった提供スポンサーが無くPTだけでしたね・・・。






若かりし頃の小高恵美さん(写真右)ら。回によっては豪華ゲストが出演されたエピソードも。/(C)東映