奇蹟・鬼籍の名俳優~小松政夫 | VBCテレビブログ放送

奇蹟・鬼籍の名俳優~小松政夫

当局がリスペクトしている俳優を語るシリーズ。

今回は『小松の親分さん』として、コメディアンとしても一時代を築かれたお方でしたね・・・といっても、リアルタイムで楽しまれた方は60代以上か?

横浜トヨペットでトップ・セールスマンだった身から、アノ植木等さんの運転手兼付き人になり、遂には認められて芸能界入り・・・というサクセス・ストーリーも印象的でした。

天下の植木等さんの事を『オヤジさん』呼ばわり出来たのは、小松の親分ぐらいでしょう。

『知らない、知らない、知らなぁーい、もー!』・『アンタはエラい!』・『ニントスハッカッカ!』・『ヨーヤル、ヨーヤル、ヨーヤルゼリー』・『しらけ鳥』や淀川長治氏のモノマネ等、クセの強い一連の持ちギャグの数々は一度観たら忘れられませんでした。特に伊東四朗さんとの名コンビぶりは特筆モノ!

♪電線音頭 は、当局、CD持ってましたなぁ。

実は「森田一義アワー 笑っていいとも!」(フジテレビ系/'82~'14年)にタモリさんと共に司会を務めるというオファーがあったものの、断ったのだとか。もし受けていたら、番組の方向性が全く変わっていたでしょうなぁ・・・。

セールスマン時代から口が達者だったという名物営業マンの手腕が、芸能界でも花開いたという。しかし、ただ単に"チンドン屋"的な位置付けではなく、若かりし頃はお笑いに徹するも晩年はいぶし銀の俳優として君臨したという。時代劇に割と多く出られていた印象も抱きましたね。


ただ、政治思想はコッテコテの左派で日本共産党の支持者だったという。晩年、NHKラジオ第1で放送された「博多屋台 こまっちゃん」('09~'14年)では毎回、『九州とアジアの繋がり』をテーマに掲げて韓国・中国万歳!なトークにのみ終始していたのも印象的でした・・・関口宏支配人どころではない、あんまりにも左派思想が強過ぎて聴くのを止めちゃいました・・・。






一世を風靡した"しらけ鳥"。小松政夫さんの代表的な持ちネタでした。/Copyright WATANABE PRODUCTIONS CO., LTD All right reserves