奇蹟・鬼籍の名俳優～高橋惠子

当局がリスペクトしている俳優を語るシリーズ。

今回は・・・当局的には"関根恵子"といった方がピンと来るお方です。

数々のドラマ・映画・舞台に出演された大御所女優ですが、当局的に最もインパクトがあったのが"国民的人気刑事ドラマ"だった「太陽にほえろ!」(日本テレビ系/'72～'87年)に、内田伸子役で番組開始から2年間、婦人警官役でレギュラー出演されたこと!

『シンコ』の愛称で、ボス役の石原裕次郎さんをはじめシブい男性俳優陣で塗り固められた番組においては紅一点の清涼剤的な存在として絶大な存在感がありました。

番組メインの若手刑事と良い雰囲気になるくだりもありましたが、萩原健一さんと松田優作さんらが演じた若手刑事がそろいも揃って殉職という非業の最期を遂げてしまい、後に放送された「太陽にほえろ!2001」('01年)では、鑑識課員役として出演も確か独身という設定だったような・・・。

松田優作さん演じた柴田刑事(ジーパン)と結婚寸前までいったんですけどね・・・それが理由で、退職という設定だったのですが・・・昔の刑事ドラマらしい、悲劇的なラストでした。

ただ、関根恵子さんはハードスケジュールだったのか?割と未出演の回も多かったような?

「太陽にほえろ!」降板後は、"心の病"的な症状にも見舞われ失踪騒動も起こし、睡眠薬を大量に服薬して自 殺未遂を起こした程追い詰められたという・・・後の、安定した女優活動ぶりからすれば『シンジラレナァ～イ!』(byトレイ・ヒルマン)です。


「太陽にほえろ!」の頃は割とふっくらとしたポッチャリ体系でしたが、今はだいぶホッソリとされていますよね。






「太陽にほえろ!」に出演されていた頃の高橋惠子さん。(当時は関根恵子名義)右側は"父親役"だったハナ肇さん。/Copyright (C)TOHO CO.,LTD.All Rights Reserved.